本学における教養科目は、専門教育の成果を最大に生かすことのできるような、社会性と豊かな人間性を兼ね備えた国際的、文化的素養のある人材の育成を目指しています。教養科目は、芸術的修練の土台となる主体的・総合的に考える力を養う「総合教育科目」と、専門的領域を越えた基礎的分野である「共通教育科目」から構成されています。
【総合教育科目】

総合教育科目は、人文科学分野、社会科学分野、自然科学分野、総合科学分野の四つで構成されています。また、琉球文学・琉球史などの科目を置き、本県の歴史や風土を理解させることも配慮しています。
【共通教育科目】
◆共通基礎科目

共通教育科目のなかの共通基礎科目とは、美術工芸学部と音楽学部の両方に共通に開かれている専門科目です。したがって、美術・工芸ないし音楽といった領域を越えて、各自の専門とは異なった領域の授業科目を履修することができます。その意味では、異なった分野の専門的知識がクロスして、新しい芸術やデザインの可能性が開けてゆき、さらに、そこから新しい時代の総合芸術の誕生が期待されています。
◆外国語科目

英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、中国語の五科目が開設されています。これらの科目は会話力、語学力の養成と同時に専門の研究に役立つ原書読解力の養成をも目指します。
外国語学習の普遍的目標のひとつは、文化理解の養成にあります。それゆえ英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、中国語を母国語として話す人々の国民性、歴史、文化等への理解を深めるよう指導します。また、国際化時代の要請にこたえるため、言語学習を通して言葉や人間性に対する洞察と感受性を培い、地域社会および国際社会への認識を深めるよう指導します。
◆健康・運動科目

健康・運動科目は健康・運動理論と健康・運動実技の2分野から構成されています。
健康・運動理論分野では、近代スポーツの成立の歴史を社会や文化とのかかわりにおいて論ずるとともに、現代社会における人間の身体疎外と文明病の関係を理論的根拠に基づいて立証していきます。
健康・運動実技ではサッカー、バトミントン、卓球及び空手道を通して、技能の向上を図るとともに生涯を通してスポーツに親しみ、健康で豊かな生活を創り上げることをねらいとしています。