絵画専攻 概要



 絵画専攻は油画と日本画に分かれています。受験時にそのいずれかを選択して入学をした学生は基礎的な造形技法や素材応用表現を習得した上で、より高度な創作研究へ取り組んでいきます。油画・日本画の絵画表現は基より、版画・映像表現へも踏み込んで、21世紀における多様化された社会状況に対応しうる造形表現の可能性に挑んでいます。
 絵画専攻は社会との密接な関連の中で創作活動の展望を開く作家や教育者、社会人の人材育成を教育目標としています。

 ユニークで個性豊かな個々の集まりが、互いに自己研鑽し合いながら発信し、交流する中で新しい自分の姿を見出してゆく。大学でのアクティブな4年間は習得するカリキュラムの数も多く、長い人生の中でその期間はとても短く感じるかもしれません。しかし、技術の習得のみならず、自身の立つ位置、立脚点を知ることは、より大きな視野と高い視点から自身を発見するきっかけになります。




日本画


 制作を中心に、古典技法を含む様々な実習を取り入れて年間カリキュラムが組まれています。基本的な技術の習得から、模写、絹本制作、箔実習、裏打ち実習等を通じて伝統的な技法を理解し、人物制作、風景制作、自由制作などの課題を実践しながら各々のテーマに向かい4年次の卒業制作に入ります。
 更に、多様化する絵画の中で自己の表現を確立できるよう、各学年において版画実習、写真実習、古美術研究旅行や作家による講義、講評会等、様々な取り組みを行っています。








油 画


 初年度から平面制作の基礎表現となる素描、油彩、写真、素材応用表現をカリキュラムのベースとし、専門教育科目や版画実習(凸版、凹版、孔版、平版)、インスタレーションやパフォーマンス表現などの各ゼミを組み入れて、学年を重ねながら段階的に自己表現力を養っていきます。美術作家や評論家による集中講義、古美術研究旅行や2・3年生進級展を経て、4年次ではそれまで学んできた事の集大成として卒業制作を主体とする長期的な創作研究に入ります。



大学院 環境造形専攻 絵画専修

 絵画専修は、油画研究室と日本画研究室から成ります。現代の美術表現・版画等の研究領域と特殊技法研究を含む特殊演習を配置し、造形技法研究の高度の修練を進めながら実力を研修します。