沖縄県立芸術大学

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学長あいさつ

個性を発揮して豊かな心を!
 
佐久本嗣男 今年は沖縄が本土復帰して40周年、沖縄県立芸術大学が開学して26年を迎えます。昨年は首里崎山キャンパスが開設され、美術工芸学部の彫刻、デザイン、工芸の3専攻が新たな施設に移転しました。また、今年度から、工芸専攻に長年の懸念であった「漆芸」分野が開設されます。さらに、海外の姉妹校も年々増え、ハード面、ソフト面での教育環境が充実してきております。卒業生も芸術分野のみならず、様々な分野で活躍しております。
 沖縄には、かつて琉球王国としてアジア諸国と交流しながら築き上げてきた独特の文化があります。本学は、「沖縄文化の個性の美と人類普遍の美を追求する」との建学の精神のもと、美術工芸学部と音楽学部のほか、大学院や附属研究所を有する特色ある総合芸術大学であり、アジアをはじめ多くの国々と芸術文化を通した交流を行っています。
 昨年8月、東日本大震災の被災地で、本学の学生、卒業生、そして県内の高校生が一つになって琉球芸能公演を行いました。参加した学生たちから「避難所で暮らす被災者の方々が涙を流して舞台を見てくれました」との報告を聞き、感無量でした。芸術には人々を癒し、感動させ、また、元気づける大きな力があります。「芸術を学ぶ」ことにより、感性を磨き、素晴らしい個性を発揮し、伝統文化はもとより、新しい文化芸術の創造にもつながるものと思います。このことが、自らの人生を充実させるとともに、社会にも様々な形で貢献することにあんるでしょう。学生の皆さんには高い志を持って優れた芸術力を培っていただきたいと思います。
 私自身、沖縄の伝統文化である空手道に49年邁進してまいりました。空手道を通して、高い志と最後まであきらめず継続する大切さを学びました。皆さんも素晴らしい個性を如何なく発揮し、芸術の道を通して豊かな心を身につけてください。
 さぁ!チャレンジしましょう!
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