科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
16257 | 副科ピアノV | 1 | 前期 | 実技 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
琉球芸能専攻3年次 | ○小沢麻由子・小杉裕一・和田紘平 |
■テーマ |
ピアノの発展的奏法を習得する。 |
■授業の概要 |
ピアノの演奏力を高め、基本的なポリフォニーの基礎となるバロック時代の作品に取り組み、へ長調及びニ短調の音階やカデンツを通してハーモニーの感性を磨き、各自の専門領域の研究にも応用出来るよう学習する。 |
■到達目標 |
・へ長調及びニ短調の音階及びカデンツを学習し、調性感を養う。 ・個々の習熟度や達成度に応じた課題曲を設定し、バロック作品の演奏技術を学習する。 ・連弾作品にも取り組み、合奏の応用演奏技術を学ぶ。 ・試験はへ長調及びニ短調の音階及びバロック時代の自由曲。 |
■授業計画・方法 |
1.副科ピアノUの試験結果を振り返り、バロック時代の作品の中から個々の習熟度に応じて、 より相応しい課題曲を個別に決定し、♭1つの長調及び短調の音階とカデンツに取り組む。 2.へ長調の音階を学習し、課題曲の譜読みを確認する。 3.へ長調の音階を学習し、課題曲を片手ずつ学習する。 4.へ長調のカデンツを学習し、課題曲を両手でゆっくり演奏出来るよう学習する。 5.へ長調のカデンツを学習し、主旋律と副旋律の双方の違いを研究する。 6.へ長調の音階とカデンツを学習し、両手の適切なバランスでの演奏を学習する。 7.へ長調の音階とカデンツを学習し、旋律線の表現方法と伴奏のサポートについて研究する。 8.ニ短調の音階を学習し、アンサンブル難易度のやや高い古典派の連弾曲を提示する。 9.ニ短調の音階を学習し、連弾曲のプリモを演奏して合奏の発展的技法を学習する。 10.ニ短調のカデンツを学習し、セコンドを演奏して伴奏の多様な奏法を研究する。 11.ニ短調のカデンツを学習し、課題曲の完成度を高めるよう学習する。 12.ニ短調の音階とカデンツを学習し、課題曲の表現方法やバランスについて研究する。 13.ニ短調の音階とカデンツを学習し、課題曲の暗譜での演奏に取り組む。 14.へ長調及びニ短調の音階とカデンツを復習し、音楽表現、時代様式等について研究する。 15.へ長調及びニ短調の音階とカデンツを復習し、課題曲の暗譜での音楽的演奏を確認する。 定期試験を実施する。 |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
継続的な練習計画を立てること。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 定期試験に於いて、音階演奏とカデンツ及び、与えられた課題曲の暗譜の正確さ(25%)、テンポ設定(25%)、様式感(25%)、音楽性を含めた完成度(25%)等を総合的に判断し、担当教員の平均点により成績評価する。 |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 教員の指示による |
□テキスト 音階や個々の課題曲の楽譜は、学生自身が準備する。連弾曲の楽譜は、担当教員が準備する。 |
□参考文献 教員の指示による |