| 科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
| 16295 | 副科実技I（琉球舞踊） | 1 | 前期 | 実技 | |
| 受講年次 | 担当教員名 | ||||
| 全専攻２年次 | 石川詩子 | ||||
| ■テーマ |
| ・琉球舞踊を通して沖縄の文化に対する理解を深める。 |
| ■授業の概要 |
| ・沖縄では祝の座の幕開けに必ずと言って良いほど踊られる踊り「かぎやで風」は、福を招き、幸先を寿ぐ琉球芸能の代表的な歌・踊りの一つで、基本の所作が凝縮された踊りでもある。一つ一つの所作と音楽との関連性を理解することで、その世界観に触れることができ、琉球舞踊を通して沖縄の文化に対する理解を深めることが出来る。 |
| ■到達目標 |
| ・琉球舞踊「かぎやで風」は、8・8・8・6の30文字の琉歌を「かぎやで風節」の音楽（約5分の時間）に乗せ踊られる。その一つ一つの所作と音との関連性を理解することができる。 ・琉球舞踊の「かぎやで風」を習得することで、豊かな感性が培われ、視野を広げることとなり、沖縄の伝統芸能に対する理解を一層深めることが出来ることを目標とする。 |
| ■授業計画・方法 |
| 〈琉球舞踊〉：「かぎやで風」 １．ガイダンス。 ２．琉球舞踊の基礎的技法(姿勢・構え方・歩み・目線・出羽・入羽・扇子の持ち方) について学ぶ。基本の構え姿勢で歩み(すり足)を繰り返し練習する。 ３．「かぎやで風」：１番の所作の扇子の扱い方と足の運びを繰り返し練習する。 ４．「かぎやで風」：１番の所作を歌詞の内容を照らし合わせて覚える。 ５．「かぎやで風」：１番の所作を習得し音楽と合せる。 ６．「かぎやで風」：２番の所作を歌詞の内容と照らし合わせて覚える。 ７．「かぎやで風」：２番の所作を習得し音楽と合せる。 ８．「かぎやで風」：１〜２番を通して音楽と合せる。 ９．「かぎやで風」：３番の所作を歌詞の内容と照らし合わせて覚える。 10．「かぎやで風」：３番の所作を習得し音楽と合せる。 11．「かぎやで風」：４番の所作を歌詞の内容と照らし合わせて覚える。 12．「かぎやで風」：４番の所作を習得し音楽と合せる。 13．「かぎやで風」：３〜４番を通して音楽と合せる。 14．「かぎやで風」：１〜４番の全体を通して音楽と合せる。繰り返し練習する。 15． まとめ 定期試験を実施する。 |
| ■履修上の留意点（授業以外の学習方法を含む） |
| ・稽古着・足袋を着用すること。扇子を用意すること。 ・ノートと筆記用具を持参すること。 ・計画に合わせて自主練習を行うこと。 ・各種提出物の期限を守ること。 |
| ■成績評価の方法・基準 |
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【方法】 ・平常点（3０％）、定期試験（7０％）。平常点は授業への参加状況、提出物等を総合し評価する。 |
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【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
| ■教科書・参考文献（資料）等 |
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□教科書 ・教員の指示による。 |
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□テキスト ・教員の指示による。 |
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□参考文献 ・矢野輝雄 『琉球舞踊の歴史』（1988年・築地書房） ・宜保栄治郎『琉球舞踊入門』（1979年・那覇出版社） ・大道 勇 『琉舞手帖』（2010年・ボーダインク） ・沖縄県 『琉球舞踊』（1985年・沖縄県文化振興課） ・勝連繁雄 『琉球舞踊の世界』（2001年・ゆい出版） |