科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
51135 (51125) (42266) |
舞台語発音演習a (A)(伊語) | 1(2) | 後期 | 演習 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
音楽表現専攻声楽コース及びピアノコース1〜4年次、声楽専攻4年次 | エウジェニオ・ゴイ、〇五郎部俊朗 |
■テーマ |
舞台用のイタリア語発音の習得 |
■授業の概要 |
声楽を学ぶ上で、正しいイタリア語の発音を習得することは重要である。 授業では、イタリア語の発音、およびイタリア語の朗読方法に関して、講義し実習する。 その際、イタリア語の歌曲とオペラ作品を使用し、その朗読の実習を通してイタリア語の語感を体感する。 |
■到達目標 |
舞台語としてのイタリア語を正確に発音し、歌唱の際にもその成果が反映されることを目標とする。 |
■授業計画・方法 |
1.イタリア語における、日本語発音との違い 2.b、vの違い 3.r、lの違い 4.r、rrの扱い 5.gliの発音 6.sci、siの違い 7.にごるs、にごらないs 8.複子音、二重子音(三重) 9.まとめ 10.イタリア歌曲による実践的演習@ 11.イタリア歌曲による実践的演習A 12.イタリア歌曲による実践的演習B 13.イタリア歌曲による実践的演習C 14.伴奏合わせ 15.試験(朗読と歌唱)とまとめ 以上のことをふまえ、イタリア古典歌曲、ベッリーニ、ロッシーニ、トスティ、ドナウディなど声楽学習上よく取り上げられる作品を教材とし、歌詞の朗読を通して、イタリア人教師より正しいイタリア語の発音を習得する。また、歌劇「フィガロの結婚」のテキストを用いレチタティーヴォ・セッコを中心に朗読し、発音とイタリア語のニュアンスを学ぶ。 |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
・隔年(偶数年)開講。 ・教員変更に伴い、新しいシラバスは初回の授業で配布する。 ・教材の歌詞を事前に予習しておくことが必要である。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 期末試験にて、イタリア語の歌詞を朗読させる。また、その楽曲を歌唱することにおいて、ディクションに留意した美しいイタリア語の発音が出来ているかを評価する。最終的な評価は、期末試験を70%、平常点を30%として評価する。 |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 教員の指示による。 |
□テキスト 教員の指示による。 |
□参考文献 全音楽譜出版、イタリア歌曲集1を各自が用意すること。 その他の資料は教員が用意する。 |