科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
42316 | 副科合唱 | 2 | 通年 | 実技 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
器楽・音楽学専攻 2〜4年次、 琉球芸能専攻 3〜4年次 |
○山内 昌也、宮城 敏 |
■授業概要 |
本授業の目的は、合唱曲を学習して演奏することによって、合唱の楽しさ及び声のアンサンブルを学ぶ意義を学生一人ひとりが体感すること、また将来において合唱指導する際に活用できる曲目をレパートリーにすることにある。 授業では、クラシック音楽の伝統的な声楽アンサンブル作品及び日本作品・合唱の世界的愛唱作品を取り上げる。本授業は、声楽コースの学生だけに限らず、副科合唱を希望する学生も一緒に、合同で授業を進め、集大成として、本学奏楽堂ホールにおける学内演奏会(公開)を行う。 声楽コースでは合唱を声楽音楽作品の本質表現の一部門と位置づけ、声と声を唱和するトレーニンがは声楽実技基礎能力の向上に活かされるよう授業を行う。 |
■学習目標 |
本授業では、声と声が唱和して音楽表現が創造されるまでの学習過程(自習を含む)を重視し、学内演奏会における演奏会体験によって、各自の歌唱技術と表現力が向上することを学習目標とする。また同時に、多人数が同じ一つの演奏会を目標にトレーニングを重ねて良い演奏体験を共有すること、声を唱和することによる他者への共感性を育むことも本授業の目指すところである。 |
■授業計画・方法 |
・本年度は、モーツァルト作曲「レクイエム」K.626から抜粋、日本作品及び合唱の世界的愛唱作品からは、椰子の実、中国地方の子守唄、四季の歌、聖者の行進、その他を取上げる。 ・11月予定の学内演奏会(本学奏楽堂)で開催する合唱の演奏会に向けて練習を行う。 ・授業運営方法:パート練習と全体練習により授業運営を行う。履修生各自の予習・復習状態を重視する。 ・授業で取り上げる作品の他に、卒業式・入学式奏楽の際の合唱曲(ヘンデル作曲「メサイア」からハレルヤ)を学習する。 ・授業計画スケジュール概要 ・4月初授業のオリエンテーションで年間スケジュール計画と運営体制を発表し教材を提示する。 ・4月〜11月は学内演奏会に向けてパート練習と全体練習を行う。 ・1月〜3月には補講・特別練習等でそれまでの復習を行う。 ・3月には卒業式・入学式における奏楽の際の合唱練習も行う。 |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
予習・復習をしっかりと行い、なるべく早目に譜読みを終わらせる事。通常の授業時間以外の補講練習もあるので、掲示に注意すること。 |
■成績評価の方法・基準 |
学内演奏会への出演は義務とし、授業への参加意欲(出席)等を加味して総合的に評価する。 |
■教科書・参考文献(作品)等 |
□教科書 モーツァルト「レクイエム」K.626(1,836円、2016年2月末現在) |
□参考文献(作品) モーツァルト「レクイエム」以外の楽譜は、声楽学科室で用意し、準備出来次第配布する。 |