科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
42333 | オペラ総合実習T | 1 | 前期 | 実技 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
音楽表現専攻声楽コース3年次 | ◯松田奈緒美・五郎部俊朗・中村敬一 |
■テーマ |
オペラアンサンブルを音楽的、演劇的に実習する。 |
■授業の概要 |
モーツァルトのオペラ作品からアンサンブルシーンを教材に取り上げ研究する。 その後演技をつけて身体的な表現を学習し、オペラで役を演じることの基本を習得する。 授業の学習成果は、学内演奏会(公開)において、簡易なオペラ舞台制作を伴った形で発表する。 |
■到達目標 |
歌唱技術と音楽作りの基本的な考え方と共演者とのアンサンブルのやりかた、オペラ演技の基礎を、舞台上における実践体験を通して習得する事を主たる目標とする。 また、総合芸術であるオペラでは、裏方を含めて全員の協働作業で成り立つものであり、学内演奏会を通して、一つの舞台を作る達成感を味わうことも目標とする。 |
■授業計画・方法 |
声楽家として総合芸術であるオペラに関わるために必要な、舞台人としての基礎能力を育成する授業計画は3〜4年次までの2年間を通して構成される。3年次のオペラ総合実習では歌唱演技実践の基礎を学びトレーニング方法を修得する。教材として主にモーツァルトのオペラアンサンブルを取り上げ、レチタティーヴォの歌唱法の学習も行う。同時に学内演奏会に向けて、舞台制作過程の基礎的事項も総合的に学ぶと共に、オペラ総合実習W(4年次対象)の学内演奏会における舞台スタッフを担う事で、歌手として必要なオペラ制作の知識も同時に体験学習する。 授業計画概要 2月:前年度に演目・配役をあらかじめ発表(予習をする為) 1.レッスン(1)授業開始時のオリエンテーションで計画概要、年間スケジュールと指導体制・運営体制を発表、音楽稽古(1) 2.音楽稽古(2) 3.音楽稽古(3) 4.音楽稽古(4) 5.音楽稽古(5) 6.音楽稽古(6) 7.音楽稽古(7) 8.音楽稽古(8) 9.立ち稽古の為の演技プラン案を協議の後、立ち稽古(1) 10.立ち稽古(2) 11.立ち稽古(3) 12.立ち稽古(4) 13.立ち稽古(5) 14.立ち稽古(6) 15.立ち稽古(7) 定期試験を行う。前期でやった範囲を衣装メイク無しで演じてもらう。 |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
予習を必ず行いしっかり暗譜すること。演技が付いてからは相手役との練習を大切にし研究する必要がある。自分が出演しない曲目も楽譜を用意し、一緒に勉強すること。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 定期試験50%、平常点50% |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 教員の指示による。 |
□テキスト 教員の指示による。 |
□参考文献 前年度2月に教材の演目は掲示する。演奏教材は主にモーツァルトのオペラ作品を取り上げる。 |