科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
44413 | ピアノ実技Z | 3 | 前期 | 実技 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
ピアノコ-ス4年次 | ○小杉裕一・小沢麻由子 |
■テーマ |
バッハの作品(主に平均律ピアノ曲集)を中心に学習する |
■授業の概要 |
・バロック作品に触れることで、鍵盤楽器演奏の起源を知る ・現代のピアノで17世紀の鍵盤作品を演奏する意義と、当時の音楽の流れを学ぶ ・バロック作品特有の奏法を学習する |
■到達目標 |
・前期の試験ではバッハの平均律クラヴィア曲集から1曲を選択して演奏する ・時代様式に適った演奏技法と音楽表現の習得 ・バロック作品を説得力を備えた魅力的な演奏を行うことができるようにする ・定期試験は暗譜で演奏する |
■授業計画・方法 |
1.ガイダンス 各学生の習熟度と音楽性を加味した選曲を行う 2.バロック時代の音楽について 3.バロック時代の鍵盤楽器について 4.バッハの作品の様式について 5.当時の記譜法について 6.各自の課題作品の特性を知り、その奏法を学ぶ 7.装飾音について 8.当時の和声を理解する 9.プレリュードとフーガを続けて弾く意義 10.ペダリングについて 11.暗譜の開始とそのポイント 12.フーガにおける多声部の弾き分け 13.バッハ作品の音楽性について 14.試験前の暗譜や音楽表現について最終確認を行う 15.まとめ ※定期試験を実施する |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
授業時間以外に、あらかじめ充分な時間の練習を行うこと。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 平常点30%・定期試験70% |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 「平均律クラヴィア曲集第1巻」「平均律クラヴィア曲集第2巻」バッハ著 ヘンレ社 |
□テキスト 個々の課題曲等の楽譜は、学生自身がコピーでなく準備する。 |
□参考文献 特になし。 |