沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
45213 弦楽実技V 3 前期 実技
受講年次 担当教員名
弦楽コース2年次 ○岡田光樹 林裕
■テーマ
・弦楽器演奏技術の習得と学習方法への理解。
■授業の概要
弦楽実技Vは、弦楽実技Uの内容を踏まえ、演奏技法における基礎学習およびそれらの音楽表現へのより発展的な学習を行う。
その際の課題としては、主にバロック期〜近・現代期に至る時代にあらわされた様々な作品や練習曲、ならびに各種教程の中から、課題を設定し、学習を行う。
■到達目標
@弦楽器演奏技術(独奏、合奏、伴奏の要素を含む)の修得および学習方法についての理解と実践。
Aさまざまな時代の作品における音楽様式とその表現方法への理解と実践。
B生涯にわたる研鑽態度の基盤形成。
■授業計画・方法
*個人指導による実技のため各回1時間(学則第29条)
1.ガイダンスと学習計画作成       8.様々なボーイング(レガート奏法)
2.音程(単音階・長調)         9.様々なボーイング(移弦)
3.音程(単音階・短調)         10.様々な時代の音楽(古典派)
4.様々なエクササイズ          11.様々な時代の音楽(ロマン派)
5.演奏におけるメンタルトレーニング   12.アンサンブル(合奏の要素)について
6.ハーモニー(重音奏法)        13.アンサンブル(伴奏)の要素について
7.様々なボーイング(デタシェ)      14.演奏解釈について
                     15.定期試験に向けてのまとめ
 
 
 
 
 
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
1)実技試験の演奏時間は10分とする。(演奏時間を超える場合はカットすることがある)
2)試験は暗譜で演奏すること。
3)予習復習をしっかり行うこと。
4)提出物の期限を守ること。
5)上記、試験にかかわる諸規定が守られなかった場合は減点対象とすることがある。
■成績評価の方法・基準
【方法】
各授業における学習状況(30%)ならびに定期試験(70%)における結果をもとに総合的に評価する
 
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
これまでに著されたバロック時代〜古典派における、各楽器種について著されたスタンダードな音楽作品、および音階教本、練習曲、エクササイズ、および基礎的要素を含む楽曲を学習者の習熟度に応じて設定する。(例:J.S.Bach:無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ集 ベーレンライター出版)
テキスト
参考文献
上記に関連した、音楽辞典、楽書、および関連書籍、録音・録画等視聴覚資料
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