科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
45233 | 弦楽合奏V | 1 | 前期 | 実技 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
弦楽コース2年次 | 〇岡田光樹、林裕 |
■テーマ |
パート間の協働(基礎) |
■授業の概要 |
弦楽合奏による主要な作品、また管弦楽曲の弦楽パートを課題として、弦楽器同士によるリズム、音程、和声や呼吸の合わせ方等、合奏(伴奏含む)に必要な技法について学習する。授業および演奏会の指揮は担当教員が担当する。 |
■到達目標 |
本授業では、弦楽合奏T〜Uを踏まえ、弦楽器同士の合奏における演奏技法(演奏技術、合奏技術)および音楽表現(様式、演奏解釈)をさらに発展させる学習を行う。上記の諸要素を体系的・段階的に学び、それらを統合し説得力のある演奏に結実させてゆく能力を身につけてゆくことを目標とする。 |
■授業計画・方法 |
上記の目標に基づき、以下のような段階で学習する。授業で研究・研鑽した成果については、一般公開の学内演奏会において発表する。 1.ガイダンスおよび授業計画について 8.アンサンブルの基礎(ダイナミクスとバランス) 2.弦楽合奏の編成と配置 9.アンサンブルの応用(バロックにおける奏法) 3.アンサンブルの基礎(リズム) 10.アンサンブルの応用(古典派における奏法) 4.アンサンブルの基礎(ボーイング) 11.アンサンブルの応用(ロマン派における奏法) 5.アンサンブルの基礎(音質の統一) 12.様式について(バロック〜古典派) 6.アンサンブルの基礎(ハーモニー) 13.様式について(ロマン派以降) 7.アンサンブルの基礎(フレージング)14.演奏会解釈について 15.本授業のまとめ |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
・予習復習をしっかり行うこと。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 授業ごとの学修状況(70%)および達成度(30%)を総合的に判断し評価する。 |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 課題曲のパート譜は大学で用意する。 |
□テキスト |
□参考文献 授業で取り上げる課題に関連する音楽辞典(ニュー・グローブ音楽辞典等)、楽書、録音・録画等視聴覚資料。 |