科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
45414 | 弦楽実技[ | 3 | 後期 | 実技 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
弦楽コース4年次 | 〇岡田光樹・林裕・市坪俊彦・吉田秀 |
■テーマ |
・様々な時代の作品における音楽様式とその表現方法への発展的な理解と実践(応用)。 |
■授業の概要 |
弦楽実技[は、弦楽実技Zまでの内容を土台とし、さらに発展的な学習を行う。 学習者の適性や習熟度に応じて、主にバロック期〜近・現代期に至る時代にあらわされた様々な作品や練習曲、ならびに各種教程の中から課題を設定し学習を行う。 |
■到達目標 |
・様々な時代様式にふさわしい演奏表現について、演奏技術、音楽様式をはじめとする諸要素の考察をもとに学習し、それらを統合し自律的に活用することができる。 ・弦楽器の学習を通して、主体的な学びを継続する態度を養う。 |
■授業計画・方法 |
*個人指導による実技のため各回1時間(学則第29条) 1.ガイダンスと学習計画作成 8.ステージにおける音響 2.音程(音階総合) 9.学内演奏会へのまとめ 3.リズム(練習曲総合) 10.音楽表現に関する実践的学習 4.ハーモニーについて 11.アンサンブル(合奏の要素) 5.特殊な指使い 12.アンサンブル(伴奏の要素) 6.特殊なボーイング 13.演奏解釈 7.音楽の様式について(バロック〜近・現代) 14.これまでの総合 15.まとめ(定期試験を実施する) |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
1)本科目の実技試験は「卒業演奏」として実施し、15分以上35分以内の楽曲とする。その際、協奏曲や管弦楽を伴う独奏曲が望ましいが、楽器の特性などの理由により、ソナタや異なる楽曲の組み合わせによるプログラムも可とする。学習する楽曲、課題は担当教員と相談すること。 2)試験は暗譜で演奏すること。 3)予習復習をしっかり行うこと。 4)提出物の期限を守ること。 5)上記、試験にかかわる諸規定が守られなかった場合は減点対象とすることがある。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 各授業における学習状況(30%)および定期試験(70%)における結果をもとに総合的に評価する。 試験においては、演奏における演奏技術の習熟度(音程、奏法等)と、音楽的表現力(音色、発想、演奏解釈、様式感)といった観点を基に評価する。 |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 これまでに著された、バロック時代から20世紀に至る、各楽器種におけるスタンダードな音楽作品(独奏作品および練習曲、音階、エクササイズなどの教本を含む)を学習者の習熟度に応じて設定する。(例:J.S. Bach:無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ集 ベーレンライター出版) |
□テキスト |
□参考文献 上記に関連した、音楽辞典、楽書、および関連書籍、録音・録画等視聴覚資料 |