| 科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
| 48319・48320 （47287） |
西洋音楽史演習A・B（西洋音楽史演習） | 1・1（2） | 前・後 （通年） |
演習 | |
| 受講年次 | 担当教員名 | ||||
| 音楽学コース３～４年次 | 倉橋 玲子 | ||||
| ■テーマ |
| 西洋音楽史研究の方法と実際 |
| ■授業の概要 |
| 西洋音楽史研究における基本的な問題の所在とその考え方、扱い方を、文献講読や作品研究を通じて学ぶ。 また集中講義期間に行われる講義（2日間、9月予定）を通じて、特定のテーマを深く掘り下げた研究の方法と実施への理解を深める。 |
| ■到達目標 |
| ・目的に応じた文献の読み方（スキャニング、スキミング、精読）ができるようになること。 ・授業で学んだ知識や考え方、方法を、自身の課題や研究に応用できるようになること。 |
| ■授業計画・方法 |
| 前期は西洋音楽史学の歴史、諸問題、方法などについて、テキストを講読しながら学ぶ。後期は具体的な事例を、受講者の関心のある分野や方法も考慮して選び、文献講読や作品研究を行う。 以下はこれまで講読した文献例。 小林義武『バッハ――伝承の謎を追う』春秋社、1995年。 星野宏美『メンデルスゾーンのスコットランド交響曲』音楽之友社、2003年。 井形ちづる『シューベルトのオペラ』水曜社、2004年。 渡辺裕『西洋音楽演奏史論序説』春秋社、2001年。 Fiske,Roger. Scotland in Music: A European Enthusiasm. Cambridge University Press, 1983. Bonds,Mark E. After Beethoven. Harvard University Press, 1996. Everett, Yayoi Uno and Frederick Lau, eds. Locating East Asia in Western Art Music. Wesleyan University Press, 2004. １．ガイダンス ２．西洋音楽史の対象、方法、諸問題① ３．西洋音楽史の対象、方法、諸問題② ４．西洋音楽史の対象、方法、諸問題③ ５．西洋音楽史学の歴史① ６．西洋音楽史学の歴史② ７．文献講読① ８．文献講読② ９．文献講読③ 10．文献講読④ 11．文献講読⑤ 12．文献講読⑥ 13．講義：演奏史研究①(担当：未定、9月予定集中講義) 14．講義：演奏史研究② 15．講義：演奏史研究③ 16．講義：演奏史研究④ 17．講義：演奏史研究⑤ 18．講義：演奏史研究⑥ 19．作品研究の方法と実習① 20．作品研究の方法と実習② 21．作品研究の方法と実習③ 22．作品研究の方法と実習④ 23．作品研究の方法と実習⑤ 24．英文を含む文献講読① 25．英文を含む文献講読② 26．英文を含む文献講読③ 27．英文を含む文献講読④ 28．英文を含む文献講読⑤ 29．英文を含む文献講読⑥ 30．まとめ 定期試験は実施しない |
| ■履修上の留意点（授業以外の学習方法を含む） |
| 受講生は毎回、テキストの予習をしてくること。また適宜発表を課します。授業の際には積極的なディスカッションへの参加が望ましい。 また集中講義（2日）を受講すること。今年度は演奏史研究をテーマとする。 |
| ■成績評価の方法・基準 |
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【方法】 平常点（講読や発表の内容、ディスカッションへの参加度）60％、期末レポート40％。 |
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【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 到達目標を観点として、履修規定に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
| ■教科書・参考文献（資料）等 |
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□教科書 教員の指示による。 |
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□テキスト 適宜配布する |
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□参考文献 リチャード・J・ウィンジェル『音楽の文章術』春秋社、1994年/新版2015年。 根岸一美・三浦信一郎編『音楽学を学ぶ人のために』世界思想社、2004年。 笠原潔『西洋音楽の諸問題』日本放送出版協会、2005年。 他、授業中に指示する。 |