沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
47452/
80695
鍵盤楽器実技U/専門関連実技演習U 3単位/
2単位
通年 実技
受講年次 担当教員名
作曲コ一ス4年次/作曲専修2年次 矢沢朋子/佐久間龍也
■テーマ
ピアノ実技を通し読譜力を身に着け、音楽家、作曲家として必要な創造的な耳を育む。
■授業の概要
・作曲を学ぶために必要な古典から現代までのピアノ作品の演奏指導と楽曲分析、現代記譜法の指導、内部奏法、特殊奏法などを含む広範囲でのピアノ演奏を含め、作曲家として作品を読み解くために必要な知識を習得
する。
・初見視奏力、アンサンブル能力を促進させる為の連弾、二台ピアノ作品の実習と和声要約を行う。(鍵盤楽器実技IIのみ)
・初見視奏力を習得する。
■到達目標
・現代音楽を含む幅広い作品を実際に演奏、分析していくことで、ピアノ音楽の可能性、新たな音楽の発見となるような研究に取り組めるようになる。
・初見能力が向上し、独奏曲、アンサンブル作品の読譜力が身につく。
■授業計画・方法
・個人指導による演奏、初見演習とグループでの楽曲分析、実習を行う。
・対象とする楽曲は前期・後期のガイダンス、レッスンを進めながら決める。
 
鍵盤楽器実技II
1.ガイダンス
2〜5.独奏曲、2重奏曲の初見試奏・運指・ペダルの演習と楽曲の和声要約
6〜10.連弾曲、2台ピアノ曲の初見視奏の演習と楽曲分析、和声要約
11〜15.新作による分析と演習
16.ガイダンス
17〜21.特殊奏法、ペダルの技法
22〜26.現代作品のアンサンブル演習
27〜30.アンサンブル試験曲を中心とした演習
期末試験

専門関連実技演習I・II
1.ガイダンス
2〜15.独奏曲・初見視奏の演習
6.ガイダンス
7〜30.独奏曲・初見視奏の演習
期末試験
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
・後期に主科である作曲作品提出を控えている為、前期での学習内容の比重を置く。
・個人指導による楽曲の予習と、初見等授業内での演習は復習を心がけること。
■成績評価の方法・基準
【方法】
平常の学習姿勢・試験結果について、前期7割、後期3割の配点比で総合的に評価する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
適宜課題楽譜を指定、入手不可能なものについては、指導教員が用意する。
テキスト
参考文献
D.サンダーコック著「初見上達法」(目の訓練と手の訓練)(東京音楽社)、E.カルコシュカ著「現代音楽の記譜」(全音楽譜出版社)
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