科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
48292 (47281) |
琉球音楽論B | 2 | 後期 | 講義 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
音楽文化・琉球芸能専攻2年次以上 音楽表現専攻3〜4年次 (音楽学専攻2〜4年次) | 遠藤美奈 |
■テーマ |
琉球古典音楽の理論−音楽様式の理解と実践へ向けて |
■授業の概要 |
沖縄音楽の全体についての基礎的な知識を得るための科目である。とりわけ、琉球古典音楽の4つの様式を理論的に把握する。また、舞踊や組踊と音楽との関係、琉球箏曲、琉球王府の儀式楽としての路次楽・御座楽についても学ぶ。 |
■到達目標 |
・琉球古典音楽の4つの様式の特徴や違いの違いについて、歌詞の形式と内容、音楽やリズム、楽式構造などの点から、それぞれどのように異なるのかを簡潔な言葉で説明できること。 ・舞踊、組踊と音楽の関係を理論的に理解していること。 ・琉球箏曲、御座楽、路次楽について概要を説明できること。 |
■授業計画・方法 |
1.ガイダンス 2.御前風様式の歌詞 3.御前風様式の音楽的要素、音階、リズム、速度 4.御前風様式の音楽構造、舞踊との対応関係 5.昔節様式の歌詞と音楽的要素、音階、リズム、速度 6.昔節様式の音楽構造と女踊との関係 7.二揚様式の歌詞と音楽的特徴 8.二揚様式と組踊における音楽の用法 9.口説様式の歌詞とリズム 10.組踊の音楽様式 11.箏曲の歴史:俗箏と琉球箏、段物と歌物 12.御座楽と路次楽 13.雑踊りの世界 14. 古典音楽と現代の音楽 15. 定期試験および解説・まとめ |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
・受講者は各回の授業終了時に要点をまとめて定められた用紙に記入して提出する。また、適宜ノートを提出させる場合がある。 ・授業内で紹介する音楽や踊りはできる限り鑑賞するが、適宜鑑賞時間を設けて復習すること。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 授業内の要点作成:30% 定期試験(筆記):70% |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 教員の指示による。 |
□テキスト 教員の指示による。 |
□参考文献 教員の指示による。 |