沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
49114 琉球古典音楽実技U 3 後期 実技
受講年次 担当教員名
琉球古典音楽コース1年次 〇仲嶺伸吾・島袋 功・山内昌也・宮城秀子
■テーマ
琉球古典音楽の基礎的な実技奏法の習得
■授業の概要
野村流と安富祖流、琉球箏曲のいずれかを選択し(野村流=島袋・山内 安富祖流=仲嶺 琉球箏曲=宮城)、琉球古典音楽の基礎的な歌唱や奏法を学び、「こてぃ節」の独唱ができることとする。また、曲の歌詞や曲想を理解し、自らの音楽に対する理解を一層深める。

 歌三線(安冨祖流) クラス番号01・・・仲嶺伸吾
 歌三線(野村流)  クラス番号02・・・島袋 功、山内昌也
 琉球箏曲     クラス番号03・・・宮城秀子
■到達目標
・高音、低音のバランスよい発声を習得する。
・曲のテンポ感、拍子の間の取り方を習得する。
・歌詞や曲想の理解を深める。
■授業計画・方法
 1.ガイダンス
 2.「こてぃ節」の練習。(曲のテンポ感に注意して) その他の曲練習もあり(毎回行う)
 3.「こてぃ節」の練習。(1〜4行目の練習)
 4.「こてぃ節」の練習。(4〜6行目の練習)
 5.「こてぃ節」の練習。(6〜12行目の練習)
 6.「こてぃ節」の練習。(12〜18行目の練習)
 7.「こてぃ節」の練習。(18〜23行目の練習)
 8.「こてぃ節」の練習。(全体を通して練習)
 9.「こてぃ節」の鑑賞。(様々な奏者の演奏を鑑賞する)
 10.「こてぃ節」の練習。(暗譜の練習)
 11.「こてぃ節」の練習。(独唱の練習その1)
 12.「こてぃ節」の練習。(舞踊地謡の場合の練習)
 13.「こてぃ節」の練習。(独唱の練習その2)
 14.「こてぃ節」の練習。(独唱の練習その3)
 15.「こてぃ節」の練習。(独唱の練習その4) 定期試験を実施する。
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
・「こてぃ節」の予習や復習を十分に行うこと。
・他の琉球古典音楽も数多く練習すること。
・歌詞や曲想について書籍等を読んで理解すること。
■成績評価の方法・基準
【方法】
・定期試験(80%)
・平常点 (20%)
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
『琉球古典音楽工工四 上巻・下巻』
(琉球古典音楽野村流音楽協会・琉球古典音楽野村流保存会・琉球古典音楽安冨祖流絃聲会)
(琉球箏曲興陽会)
テキスト
教員の指示による
参考文献
『標音評釈 琉歌全集』(島袋盛敏・翁長俊郎) (武蔵野書院)
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