沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
51101 舞踊基礎演習T 1 前期 演習
受講年次 担当教員名
琉球舞踊組踊コース1年次 呉屋淳子
■テーマ
舞踊理論を学ぶ上で基本的な技術について学ぶ。
■授業の概要
本講義では、舞踊の理論を学ぶために必要なツールや基本的な技術を知るとともに、その運用方法について実践的に学ぶ。具体的には、@民族舞踊を研究する際の対象とその捉え方、A研究対象にアプローチするための情報収集方法や文献資料等へのアクセス方法とその扱い方、B企画書や舞台解説の作成に不可欠なワープロの活用法、C情報収集やネットワークづくりに求められるメールや研究のアウトプットとしてのレポート作成のマナーと技術、Dプレゼンテーションの基本を扱う。これらにより、自らが関心を持ったテーマに近づくための基礎的能力を養う。
■到達目標
・自分の関心のあるテーマを設定し、情報・資料収集を行い、レポートを作成し発表できるようになる。
テーマに則して文献資料やインターネット上の情報を適切に収集し、整理し、要約することができるように
なる。
■授業計画・方法
本講義は、「情報収集・分析能力」、「課題発見・解決能力」、「コミュニケーション能力」、「プレゼンテーション能力」を身に付けるための4つのフェーズに分かれて展開する。また、受講人数と学生の習熟度に応じて課題や授業計画を変更することがある。

1.オリエンテーション:授業概要の説明
2.情報収集・分析能力をみがく:音楽事典類、芸能辞典類、音楽・舞踊文献目録、
3.情報収集・分析能力をみがく:図書館のレファレンスサービス利用法
4.情報収集・分析能力をみがく:映像資料アーカイブ、文献調査のための情報検索術
5.情報収集・分析能力をみがく:レポート作成のためのインターネット活用法
6.情報収集・分析能力をみがく:ワード(Word)の基本と応用
7.コミュニケーション能力をみがく:電子メールの作法
8.コミュニケーション能力をみがく:理論的な文章作成の基本
9.コミュニケーション能力をみがく:理論的な文章作成の実践
10.コミュニケーション能力をみがく:文献表記の基本
11.コミュニケーション能力をみがく:文献表記の実践
12.プレゼンテーション能力をみがく:プレゼンテーションの技法(1)
13.プレゼンテーション能力をみがく:プレゼンテーションの技法(2)
14.プレゼンテーション能力をみがく:推敲方法
15.プレゼンテーションによる発表会 定期試験は実施しない。
 
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
講義の際に疑問点があれば積極的に質問して確認すること。
毎時間、ノートパソコンを持参すること。
 
■成績評価の方法・基準
【方法】
定期試験を行わず、提出物(レポート等)、講義およびフィールドワークへの取り組み方で総合評価する。
平常点(40%)、PPTでの発表およびレポート60%
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
後藤芳文・伊藤史織・登本洋子 2014『学びの技』玉川大学出版部
テキスト
教員の指示による。
参考文献
教員の指示による。
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