沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
51132 日本・東洋音楽史 2 前期 講義
受講年次 担当教員名
音楽表現専攻・琉球芸能専攻1〜2年次 高瀬澄子
■テーマ
日本とアジアの伝統音楽
■授業の概要
日本の伝統音楽については、各種目の成立時代順に概観する。アジアの伝統音楽については、地域ごとに概観する。
■到達目標
・日本の伝統音楽の各種目について、その特色と歴史的背景を理解していること。
・アジアの各地域の伝統音楽について、その特色と文化的背景を理解していること。
・日本とアジアの伝統音楽について、主体的関心を持つこと。
・理解したことや感じたことを、文章によって適切に他者に説明できること。
■授業計画・方法
1.オリエンテーション(授業の目的と対象について)
2.日本の伝統音楽1(雅楽)
3.日本の伝統音楽2(能楽)
4.日本の伝統音楽3(地歌・箏曲・尺八楽)
5.日本の伝統音楽4(人形浄瑠璃)
6.日本の伝統音楽5(歌舞伎)
7.日本の伝統音楽6(民謡・民俗芸能)
8.アジアの伝統音楽1(東アジア:中国)
9.アジアの伝統音楽2(東南アジア:インドネシア)
10.アジアの伝統音楽3(南アジア:インド)
11.アジアの伝統音楽4(西アジア:トルコ)
12.アジアの伝統音楽5(中央ユーラシア)
13.日本の伝統音楽7(沖縄・アイヌ)
14.日本の伝統音楽8(近代・現代)
15.日本とアジアの伝統音楽に関する総括、および定期試験
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
・音楽表現専攻の教職必修科目である。
・毎回の授業で、前回の授業の内容を問う小テストを行うので、前回の授業について復習しておくこと。
・試験の詳細については授業中に予告するので、各自、参考資料を探し、準備しておくこと。
■成績評価の方法・基準
【方法】
・平常点(20%)、定期試験(80%)。
・平常点は、小テストの提出状況について評価する。定期試験は、解答式と論述式を併用し、伝統音楽の時代と地域に関する基本的理解、主体的関心、文章構成力等について総合的に評価する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
適宜プリントを配布する。
テキスト
適宜プリントを配布する。
参考文献
月溪恒子『日本音楽との出会い 日本音楽の歴史と理論』東京堂出版、2010年。
柘植元一・植村幸生編『アジア音楽史』音楽之友社、1996年。
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