沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
51286 西洋音楽通史B 2 後期 講義
受講年次 担当教員名
音楽表現専攻2年次 向井大策
■テーマ
西洋の芸術音楽について、その特色と歴史的背景を理解することを目標とする。
■授業の概要
19〜20世紀の代表的な作曲家・作品を取り上げる。創作・受容の背景にある社会状況や、各時代の音楽観についての基礎的な知識を身につける。
■到達目標
西洋の芸術音楽について、その特色と歴史的背景を理解することを目標とする。
■授業計画・方法
1.オリエンテーション(授業の目的と対象について)
2.ロマン主義の音楽1(ドイツ・リート)
3.ロマン主義の音楽2(性格小品)
4.ロマン主義の音楽3(標題音楽)
5.ワーグナーの楽劇1(楽劇の理念)
6.ワーグナーの楽劇2(作曲の技法)
7.19世紀のイタリア・オペラ(ヴェルディ)
8.国民主義
9.世紀転換期の音楽
10.20世紀前半@(表現主義、原始主義)
11.20世紀前半A(アメリカ実験音楽)
12.20世紀前半B(ソヴィエトの政治と音楽)
13.20世紀前半C(新古典主義、12音技法)
14.第二次世界大戦後の音楽
15.総括・定期試験
 
 
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
・毎時の配布資料に基づき、授業外での予習・復習をすること。
・毎時の内容の理解を深めるためにも授業で取り上げた作品は可能な限り楽譜を参照の上で聴いておくこと。
■成績評価の方法・基準
【方法】
・平常点(20%)、西洋音楽のそれぞれの時代についての基本的理解(40%)、主体的関心(40%)について評価する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
教員が配布。
テキスト
教員が配布。
参考文献
久保田慶一他『はじめての音楽史――古代ギリシアの音楽から日本の現代音楽まで』(増補改訂版)、音楽之友社、2009年。
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