沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
51385 ポピュラー音楽理論A 1 前期 演習
受講年次 担当教員名
音楽文化専攻3年次 ○久万田晋・宮沢和史
■テーマ
ポピュラー音楽の基本的理解に必要な理論の概要を習得する
■授業の概要
ポピュラー音楽における理論の基礎として、楽典の基礎、コード理論、リズム様式論(2ビート、4ビート、8ビート、16ビート、ラテン系リズム)、ソング・ライティングの基礎を学習する。
■到達目標
コード理論では、四和音までを基本とした様々なコード表記と機能、ケーデンスが理解できるようにする。リズム様式では、黒人由来のリズムからラテン系のリズム様式までの基本を理解できることを目指す。ソング・ライティング実習(担当:宮沢和史)では、実際のソングの創作を行いながら、ポピュラーソングの基本的構成法の習得を目指す。
■授業計画・方法
1.基礎理論:音名と階名、拍子とビート
2.基礎理論:メジャー・キーとマイナー・キー
3.基礎理論:音程
4.コード理論:トライアドの種類
5.コード理論:セブンス・コードの種類
6.コード理論:コードの展開形とコードネーム
7.コード理論:コードの機能とケーデンス、テンション・ノートと代理コード
8.コード理論:ブルース進行とブルー・ノート
9.リズム理論:2ビートと4ビート
10.リズム理論:8ビートと16ビート
11.リズム理論:ラテン系リズム マンボ、サンバ・ボサノバ
12〜14.ソング・ライティング実習:基礎編(宮沢和史講師)
15.全体のまとめ 定期試験 筆記試験
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
和声B(I〜II)もしくは西洋音楽理論I〜IIを履修しておくこと。ポピュラー音楽論を履修していることが望ましい。鍵盤による実習が中心である。予習復習が肝要である。
■成績評価の方法・基準
【方法】
平常点5割、筆記試験5割の配点費で成績を総合的に評価する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
教員の指示による。
テキスト
教員の指示による。
参考文献
佐々木邦雄『ポピュラー音楽のための楽典』音楽之友社
由比邦子『ポピュラー・リズムのすべて ポップス、ロック、ラテンの分析と奏法』勁草書房
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