沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
52235 副科声楽V(表) 1 前期 実技
受講年次 担当教員名
声楽コース以外の音楽表現専攻2年次。 ただし副科声楽T・Uを履修済みの者 〇松田奈緒美、片桐仁美、五郎部俊朗、山内昌也
前川佳央、知念利津子、宮平真希子、喜納響
■テーマ
各自の習熟度に応じた声楽の個人レッスン
■授業の概要
歌うということは音楽の基本である。副科声楽T・Uで学習した内容をもとに、さらに呼吸法や発声法の基礎を固めつつ、歌唱を通して幅広い音楽性が身に付くよう指導する。個々の進度に合わせた適切な教材(楽曲)を選択し、コンコーネ等も併用しながら、西洋発声のより豊かな声の響きを模索させる。楽曲は、日本歌曲・イタリア歌曲・ドイツ歌曲を中心に、学生の能力に応じてオペラアリアを選択する場合もある。
■到達目標
・リズムや音程、発音など、楽譜通りに正しく歌唱できるようにする。
・声楽の基礎である呼吸法や発声法を修得することを目指す。
・それぞれの言語における発音法と、望ましい声の響き、および表現方法を身に付ける。
■授業計画・方法
授業計画
1.副科声楽Uにおける学習を振り返り、今後の課題を設定する。発声法のチェック。
2.課題曲1。リズム・音程・発音などに注意して歌う。
3.課題曲1。発音に気をつけながら、フレージングを意識して歌う。
4.課題曲1。歌詞の意味を理解して、豊かな声の響きと表現を工夫する。
5.課題曲2。リズム・音程・発音などに注意して歌う。
6.課題曲2。発音に気を付けながら、フレージングを意識して歌う。
7.課題曲2。歌詞の意味を理解して、豊かな声の響きと表現を工夫する。
8.課題曲3。リズム・音程・発音などに注意して歌う。
9.課題曲3。発音に気を付けながら、フレージングを意識して歌う。
10.課題曲3。歌詞の意味を理解して、豊かな声の響きと表現を工夫する。
11.課題曲4。リズム・音程・発音などに注意して歌う。
12.課題曲4。発音に気を付けながら、フレージングを意識して歌う。
13.課題曲4。歌詞の意味を理解して、豊かな声の響きと表現を工夫する。
14.取り組んだ課題曲の中から試験曲を決める。
15.仕上げ。試験曲を暗譜で歌えるようにする。音楽表現を深める。定期試験を行う:3分以内の自由曲を1曲
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
音楽に対する姿勢は、副科声楽でも専門の分野と同じである。予習復習をしっかりすること。
■成績評価の方法・基準
【方法】
定期試験において、リズム・音程を正確に歌えたか、歌詞がきれいに発音出来ていたか、美しい声の響きを表現出来たか、などの観点により総合的に採点する。最終的な評価は、平常点を10%、定期試験を90%として評価する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
課題曲については、個々の進度や能力に合わせて、適切な楽曲を、担当教員が提示する。
テキスト
教員の指示による。
参考文献
教員の指示による。
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