| 科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
| 52258 | 作曲理論Ⅳ | 4 | 通年 | 講義 | |
| 受講年次 | 担当教員名 | ||||
| 作曲コース4年次 | 近藤 春恵・土井智恵子 | ||||
| ■テーマ |
| 弦楽四重奏曲の書法と様々な作曲技法の開拓。 |
| ■授業の概要 |
| 作曲理論Ⅳでは、機能和声の発展的運用と主に印象派以降の和声、新ヴェーン楽派の音楽語法についての楽曲分析を行う。 |
| ■到達目標 |
| ・和声課題、対位法課題の実施、楽曲分析を通して、作品を構成させるよう作曲技法を習得し、提課題である作 曲作品の習熟に生かすことが出来る。 |
| ■授業計画・方法 |
| ・授業形態は、個人レッスン、ゼミ形式のグループレッスンを交互併用する。 ・各年次以下の内容を中心に、和声・対位法課題と楽曲分析を実施する。 作曲理論Ⅳ 1.主題的構造を持つバス課題 2.主題的構造を持つバス課題の応用 3.階梯式導入を含むのバス課題 4.階梯式導入を含むバス課題の応用 5.三声対位法の導入 6.三声対位法の応用 7.三声対位法の展開 8.和声から対位法へ～バッハ作品のアナリーゼ 9.J.S.バッハ：シンフォニアの分析 10.J.S.バッハ：平均律曲集第1巻の分析 11.J.S.バッハ：2台ヴァイオリンの為の協奏曲の分析 12.J.S.バッハ：ロ短調ミサ曲よりフーガ形式の分析 13.後期ロマン派からフランス近代へ～C.フランク:ヴァイオリンソナタの分析① 14.同上② 15.まとめ 16.G.フォーレの室内楽作品の分析 17.G.フォーレの歌曲の分析 18.M.ラヴェルのピアノ曲の分析 19.M.ラヴェル：弦楽四奏曲の分析 20.C.ドビュッシー：前奏曲集第1巻の分析 21.同上.第2巻の分析 22.印象派以降の作品総括 23.バルトークの音楽語法―導入 24.バルトークの音楽語法―楽曲分析 25.ルネ・レンドヴァイによる分析 26.新ヴィーン楽派前夜の作品 27.A.シェーンベルク：弦楽四重奏曲の分析 28.A.ベルク：抒情組曲の分析 29.A.ウェーベルンの音楽語法について 30.まとめ |
| ■履修上の留意点（授業以外の学習方法を含む） |
| 分析する楽曲の楽譜、音源の準備と予習を行うこと。 |
| ■成績評価の方法・基準 |
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【方法】 平常の課題実施・分析などの達成度６割、学期末和声試験4割の配点比で総合的に勘案し評価する。 |
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【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
| ■教科書・参考文献（資料）等 |
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□教科書 「総合和声」島岡譲他著（音楽之友社） |
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□テキスト |
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□参考文献 「音楽の分析～ギリシア旋法から現代音楽まで」J・シャイエ著（音楽之友社） 「印象派以降」柴田南雄著（音楽之友社） 「作曲の技法―バッハからヴェーベルンまで」小鍛冶邦隆著（音楽之友社） |