科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
52294 | ソルフェージュW(文) | 2 | 後期 | 講義 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
音楽文化専攻2年次 | 〇近藤春恵、土井智恵子、池田美奈子、小野寺雅、運天暢子、桑江絢子 |
■テーマ |
基礎的な読譜力を身に着け、音楽家として必要な耳を育む。 |
■授業の概要 |
・ト音譜表、ヘ音譜表、ハ音譜表(アルト)による視唱・聴音・リズム・アンサンブルなどを中心に実習する。 ・各専攻実技に直結する教材・楽曲を用い、やや高度な読譜力と分析力を養う。 ・学期末に視唱・視奏・聴音の試験を行う。 |
■到達目標 |
・ト音譜表・ヘ音譜表による高度な旋律視唱、リズム読みができる様になる。 ・アルト・テノール譜表を含む混合譜表のやや高度な旋律視唱、初見視奏ができる様になる。 ・高度なカデンツの移調奏、旋律の移調唱ができる様になる。 ・高度な伴奏付けができる様になる。 |
■授業計画・方法 |
1.ガイダンス 2.ト音譜表、ヘ音譜表の高度な旋律の初見視唱、 3.ト音譜表、ヘ音譜表の高度な旋律、密集形開離形和音の聴音 4.転調を含む密集形カデンツの移調の復習、開離形カデンツの移調 5.高度な和声伴奏の旋律視唱とやや高度な旋律聴音 6.ハ音譜表(アルト・テノール)の予備練習(レクチュール)、やや長い旋律の視唱 7.弦楽四重奏曲によるアンサンブル初見視唱(ト音譜表、ヘ音譜表、アルト・テノール譜表の総括) 8.複拍子の復習、やや高度な変拍子リズムの初見視奏 9.高度な伴奏付旋律の視唱試奏 10.高度な楽曲の和声分析 11.各調の高度な楽曲の視唱、アンサンブル視唱 12.変拍子リズムのアンサンブル、転調を含む伴奏形2声の聴音 13.ポリフォニックな二声部の聴音・視唱・アンサンブルによる試奏 14.高度な和音伴奏付け、和音での旋律創作 15.まとめ(定期試験を実施する。) |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
毎回授業で行った課題を復習すること。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 平常点70%、定期試験(初見視唱、聴音)30%の配点比で成績を総合的に評価する。 |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 「舞曲でソルフェージュ」日本作曲家協議会編(音楽之友社) |
□テキスト 「新曲視唱245」(音楽之友社)「はじめてのソルフェージュスコア・リーディング入門」(全音楽譜出版社) |
□参考文献 「Odyssee du rhythm vol.1〜5」M.Lab著(A.Leduc)、「Lesson of solfege」G.Dandelot著(A.Leduc) |