沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
52385 和声X(表) 2 後期 講義
受講年次 担当教員名
音楽表現専攻3年次 小野寺雅
■テーマ
内部変換、構成音の転位を含む四声体和声と主題構成を持つバス課題の実習、アナリーゼ
■授業の概要
・和声Wまでに培った和声理論に則った書法をさらに発展させる。
・四声体和声実習をさらに応用し、旋律に対し伴奏付けや創作を行う。
・ポリフォニックな書法である主題的公正を持つバス課題の実習を行う。
■到達目標
・機能和声理論の発展的書法に熟達し、室内楽曲、声楽曲などの和声分析ができるようになる。
・四声体和声実習をさらに発展させ、応用力ある伴奏付けや編作曲ができるようになる
■授業計画・方法
1.ガイダンス
2.調判定と音楽構成
3.借用和音の総括
4.副Xを持つカデンツとバス課題
5.内部変換の総括
6.内部変換を含むソプラノ課題
7.構成音の転位
8.就職音とその転位
9.反復進行の実習
10.ロマン派の室内楽曲の分析と和声要約
11.ロマン派の声楽曲の分析と和声要約
12.和声要約を使った簡易な創作
13.和声要約を使った商品の創作
14.作品の発表
15.筆記試験と和声分析のまとめ
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
毎回課題実習の予習が肝要である。
■成績評価の方法・基準
【方法】
平常点60%、筆記試験(四声体和声実習、分析)40%の配点比で成績を総合的に評価する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
「和声―理論と実習V」島岡譲他著(音楽之友社刊)
テキスト
担当教員が配布する。 
参考文献
「総合和声」島岡譲他(音楽之友社刊)「380 Basses et Chants Donneés」 Henri Challan著(Editions Musicales A.Leduc]「名曲で学ぶ和声法」柳田守義著(音楽之友社)
 
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