科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
53101 | 学外実習 | 2 | 通年 | 演習 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
声楽専攻3年次 4年次 | 山内昌也 |
■授業概要 |
本授業は、大学における学内演奏だけにとどまらず、学外に演奏の機会を見出して演奏を行うという演奏実習を行う。音楽の本質としての喜びを体感し、卒業後の社会活動に活かす方法を体験学習することを目的とする。 |
■学習目標 |
大学内から社会に出て演奏実習を行う「場」を履修生自らが見出し、その対象と音楽をとおしての交流を図り、その体験から、西洋クラシック音楽の本質とその作用、存在意義を、社会において学習することを目標とする。 |
■授業計画・方法 |
個人及びグループの形態で、小学校・中学校・高等学校などの教育機関などを対象に、学生自身が企画、交渉、運営、出演など演奏会実施の全ての面に関わる。その際、訪問校の校長先生に担当教員が十分な説明を行い、ご協力をお願いする。その後、担当の先生との実務の検討に入り、適時、履修生が参加して進める。 その際、地域社会への貢献に注目した実習を心がける。訪問先決定後は、訪問先の担当者とミーティングを行い、担当教員の指導の下で実習を進める。 ・4月:オリエンテーションで授業計画を説明する。どのような学外実習の演奏を希望するか、 履修生各自が提案して全員で検討する。 ・5月〜6月:訪問先の探索と演奏実施の交渉(曲目、日程など) ・7月:訪問先の担当者とのミーティングをふまえての企画内容の修正 ・10月〜2月:演奏内容の検討(演奏者・スタッフの選出と出演依頼、プログラム作成の有無、必要な 器材の確認、他)、演奏会の実施、総括として「企画趣旨の達成」「音楽の本質の体感」 「卒業後の社会活動に対する知識」を自己評価し、総括としてのレポートを提出する。 |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
訪問先への配慮に留意すること。 授業の性質上、大まかな予定をたてることのみ可能であり、相手校の担当者の都合を尊重することに留意すること。 |
■成績評価の方法・基準 |
実習内容、レポート、出席状況を総合的に勘案し評価する。 |
■教科書・参考文献(作品)等 |
□教科書 教員の指示による。 |
□参考文献(作品) 必要に応じて資料は作成して配布する。 |