科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
53301〜2 | 専門関連実技T・U(ヴィオラ) | 1 | 通年 | 実技 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
弦楽コース2〜4年次 | ○岡田光樹、市坪俊彦 |
■テーマ |
・ヴァイオリンとヴィオラの相違点への理解 |
■授業の概要 |
ヴァイオリンを専攻する学生を対象とした、ヴィオラ副科の授業である(ヴィオラ、チェロ、コントラバス専攻学生は履修することができない)。 |
■到達目標 |
演奏法の一部に共通する部分のあるヴァイオリンとヴィオラであるが、楽器の特性や、表現の違い、またアンサンブルにおける役割の違いなどを、基礎的な技術および、実践の場において学修することで両者の違いを理解し、専門分野およびアンサンブル能力の向上に寄与させる。 |
■授業計画・方法 |
演奏技術習得については、前期は個人指導により、主に音階や練習曲または古今のオーソドックスな作品の中から個々の習熟度に応じて個別に課題を設定する。専任教員による授業に加え、適宜、ヴィオラ担当教員の授業を行うことがある。 後期については、主に、室内楽および、オーケストラといったアンサンブルの中で実際に演奏することで基礎的な学修から、より実践的な演奏技法への発展を目指す。ヴィオラパートから、ヴァイオリンパートを客観的に見ることは、自身の専門分野への視野を広げることになろう。 履修者は、担当教員と相談の上、後期に開催される、室内楽、弦楽合奏またはオーケストラの公演のいずれかに参加し、一作品(任意によりそれ以上も可)を演奏することが求められる。 |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
*履修登録にあたっては、指導教員とよく相談すること。なお、専門関連実技Uの登録については、同Tの成績による履修制限がある。 *教員の受け入れおよび楽器の貸し出し状況により、履修者制限を設けることがある。 *科目の性格上、授業は一部集中的に行われる。スケジュールについては、担当教員との打ち合わせ、ならびに公示等に留意すること。 *教員の指示した教則本を用意すること(公示する)。 *楽器(ヴィオラ)は大学で用意するが、大学外に持ち出すことはできない。自身の楽器を用意できるものは歓迎する。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 授業と演奏会出演における学習状況を担当教員陣により総合的に評価する。 |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 個々の課題に応じ、担当教員の指示する楽譜(スコア、パート譜、練習曲等)や参考図書を用意すること。 コピーは不可。 |
□テキスト |
□参考文献 関連する音楽辞典(ニュー・グローブ音楽辞典等)、楽書、録音・録画等視聴覚資料。 |