沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
80153 能楽研究 2 集中講義
(前期)
講義
受講年次 担当教員名
舞台芸術専攻・音楽学専修1〜2年次 三浦裕子
■テーマ
能・狂言
■授業の概要
14世紀頃に芸術的な基礎を築いた中世演劇・古典芸能である能・狂言(能楽)を理解する
■到達目標
・能・狂言を構成する要素(音楽・舞踊・文学・美術・演劇)の美について説明することができる。
・能・狂言と、組踊をはじめとする沖縄の芸能との関係を説明することができる。
・能・狂言との比較を通じて、沖縄の芸能の特徴をより深く理解することができる。
■授業計画・方法
1.能・狂言の概説(歴史)を学ぶ
2.能・狂言の概説(作品の種類・作者)を学ぶ
3.能の音楽を知る―謡(うたい)を中心に
4.能の音楽を知る―囃子(はやし)を中心に
5.能の音楽を知る―楽器の種類と役割を中心に
6.能の舞踊を知る―実技の体験を通じて
7.能の道具を知る―能面の種類と役割を中心に
8.能の道具を知る―扇の種類と役割を中心に
9.能の道具を知る―能装束の種類と役割を中心に
10.能の作品を知る―五番立を中心に
11. 能の作品を知る―組踊との比較を中心に
12. 狂言を知る―セリフ術を中心に
13. 狂言を知る―歌舞を中心に
14. レポート作成
15. レポートの記述を踏まえ、学生のデスカッションなどから自己の習熟度を点検する
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
・文化庁・文化デジタルライブラリーのHPなどを見て、「能・狂言」「無形遺産」の概要を理解しておくこと。
・予習・復習として下記に掲げる教科書を読んでおくこと。
・本図書館などが所蔵する能・狂言に関するDVDを視聴すること。
■成績評価の方法・基準
【方法】
講義中の集中度(50%)、レポート(50%)
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
学校で教えない教科書シリーズ『能・狂言』(著者・三浦裕子、出版・日本文芸社、定価・1400円[税抜き])
テキスト
必要に応じて講義中に提示する
参考文献
『初めての能・狂言』(横浜能楽堂編、出版・小学館、定価・1500円[税抜き])
HP文化庁 
HP文化デジタルライブラリー
その他、必要に応じて講義中に提示する
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