沖縄県立芸術大学音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術科シラバス沖縄県立芸術大学

科目名:舞台制作演習

科目区分:大学院開設科目 演芸芸術専攻 声楽専修 [実習・演習科目]

科目番号 科目名 曜日・時限 教室 単位 学期
80259 舞台制作演習 2 後期
主な対象 担当教員名
声楽専修 2年次 小林優仁、平尾力哉、小栗哲家、花城 豊、(C)豊田喜代美
科目の概要・目標  学生は演出と舞台技術(舞台美術、照明)の視点からいかに舞台をつくり上げるかを、特定の舞台テーマで、又オペラ研究室の学生には修士演奏の演目を題材に演習する。目標は特定のテーマと結びつけた舞台をつくり上げる事。平成24年度はモーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」を取り上げる(9月体験実習公演予定)。
指導計画・方法 通常は2年次後期に集中授業の形で行う。学生に舞台の計画書を提出させ、それをもとに講義と舞台美術実習(12月)、ホールでの照明実習(1月予定)と総合演習での実践(2月予定)後、修士演奏の舞台を作り上げる。学部「オペラ制作実習」と共通基礎「オペラ制作演習」と一部合同で進める。*平成24年度は制作及び公演実習のテーマをモーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」し9月予定とする。

授業内容
小林優仁:舞台美術
1)舞台美術について、@舞台美術の基礎知識、A演劇とオペラの違い、Bオペラの舞台
  美術、Cオペラの舞台美術に求められること、及び、その制約について
2)舞台美術家について、@舞台をデザインするとは、A舞台機構について、B舞台装置
  の製作、C劇場に入って
3)オペラ公演に関わる多くの人、指揮者、演出家、出演者、音楽スタッフ以外のオペラ
  に携わる人たちについて
  ○メインスタッフとその仕事、及び、それに関わる各分野
   制作者、演出部、舞台美術家、舞台衣装家、舞台照明家、舞台音響家、舞台監督
   (舞台監督部)、大道具方 他
4)実際の公演について
  公演間近になさねばならぬこと、劇場・会場に入ってからすること、公演された作品から、沖縄県芸奏楽堂について
5)舞台美術実習、照明実習と総合実習(平成24年度は9月予定)
6)公演体験実習(平成24年度は9月予定)
○ レポート提出
評価方法 レポート、公演実習の舞台制作の成果に対して、担当教員が協議して成績を評価する。
履修上の注意事項 通常は学生は演奏当日は舞台を外から見る事が出来ないので、事前の計画書、レクチャーとホールでの演習でしっかり舞台をつくり上げる事。授業のスケジュールはコーディネーターが指示するが、合同の実習となる「オペラ制作演習」と「オペラ制作実習」の連携に留意すること。*平成24年度は別途担当教員が指示する。
教材・参考図書等 その都度提示する。