科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
80402-01 | 管弦打楽研究U(弦楽研究室) | 6 | 通年 | 実技 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
2 | ○岡田光樹 林裕 市坪俊彦 |
■テーマ |
・弦楽独奏作品研究(リサイタル) ・修士演奏プログラムの構築と演奏表現の探求 |
■授業の概要 |
・管弦打楽研究Tにより得られた研究成果を基盤とした修士演奏(リサイタル)プログラム構築ならびに副論文執筆に関するスケジュールを作成し研究を進めてゆく。作品研究はもとより、時代背景や演奏習慣などのコンテクスト及び周辺領域の研究を踏まえ、主観的に陥りがちな演奏行為に客観性と論理性をもたせ、説得力のある演奏表現を目指す。 |
■到達目標 |
・修士演奏(リサイタル)プログラムの構築 ・学術的研究と演奏表現の合一 |
■授業計画・方法 |
古典から近現代までの幅広いレパートリーの研究を踏まえ、より高度な技術と表現力の追求に重点を置く。年度はじめに、担当教員(指導教員)とのディスカッションにより設定した、研究テーマや修士演奏のための研究方法および試論作成のタイムスケジュール等を記載した研究計画書に基づき、研究・指導を行う。 研究経過の確認を目的として、試験・学内演奏会等により、年に3回程度研究発表できるように配慮している(試験・学内演奏会における演奏時間はそれぞれ15分以内)。 管弦打学研究(弦楽研究室)におけるもっとも重要な研究課題は以下の通り。 【管弦打楽研究U】 2年次:修士演奏(40分〜50分のリサイタル形式で行われる) 1.授業ガイダンス及び研究計画について 2.関連する先行研究の調査 3.研究テーマに関連する作品リストアップ 4.コンテクスト研究 5.作品研究 6.エディションについて 7.演奏解釈について 8.演奏習慣について 9.演奏技法について 10.関連分野の作品研究 11.関連分野の演奏法研究 12.これまでの振り返りと確認 13.中間発表のための準備 14.中間発表のための確認 15.中間発表と総括 16.レパートリーの拡充@ 17.レパートリーの拡充A 18.レパートリーの拡充B 19.研究発表のための資料収集 20.研究発表のためのプログラム構築 21.研究発表のための準備 22.研究発表のための確認 23.研究発表のためのリハ―サル 24.これまでの研究成果の確認 25.独奏作品(リサイタル)に関する作品研究 26.独奏作品(リサイタル)に関する演奏法研究 27.独奏作品(リサイタル)に関する実証研究@ 28.独奏作品(リサイタル)に関する実証研究A 29.独奏作品(リサイタル)に関する実証研究B 30.定期試験および総括・まとめ 修士演奏終了後に、副論文の内容や演奏との関連性等について、課題演習の指導教員と管弦打楽専修教員との合同で口頭試問を行う。 |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
・1年次では協奏曲の研究、2年次では修士演奏の準備と修士演奏試論の作成が研究の大半を占める。2年間にわたる研究を充実したものとするため、年度ごとに、担当教員(指導教員)とのディスカッションを経て作成した研究計画書を作成・提出すること。 ・研究を円滑に進めるために、1年次で西洋音楽史、楽曲分析等の基礎科目は受講しておくこと。 ・上記協奏曲、修士演奏の準備(授業、試験)にあたっては演奏員ピアニストに伴奏を依頼することができる。 ・協奏曲と修士演奏曲目は研究上の関連性があることが望ましい。 ・修士演奏について伴奏を必要とする場合はピアノのみとするが、その際、演奏員(ピアニスト)に依頼することができる。演奏員の指定はできない。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 管弦打楽研究U:(弦楽研究室)においては、副論文(口頭試問を含む)及び修士演奏による公開審査結果をもとに総合的に評価する。 |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 |
□テキスト |
□参考文献 |