沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
80557 日本音楽史研究 4 通年 講義
受講年次 担当教員名
琉球古典音楽専修・音楽学専修1〜2年次 高瀬澄子
■テーマ
日本音楽の歴史的研究
■授業の概要
日本音楽の歴史的研究に関する文献を講読する。講読する文献には、東アジアの周辺地域(中国や琉球)の音楽に関する文献も含まれる。
■到達目標
・日本音楽の歴史的研究に関する様々な方法や問題を理解していること。
・授業の中から課題を見出し、授業で学んだ方法を用いて自ら研究できるようになること。
■授業計画・方法
令和2年度は、江戸時代の一節切尺八・箏・三味線の独習書として知られる『糸竹初心集』(中村宗三、1664)を取り上げる。
前期              後期
1. 総論            1. 前期レポートの講評
2. 文献の講読1        2. 文献の講読1
3. 文献の講読2        3. 文献の講読2
4. 文献の講読3        4. 文献の講読3
5. 文献の講読4        5. 文献の講読4
6. 文献の講読5        6. 文献の講読5
7. 文献の講読6        7. 文献の講読6
8. 文献の講読7        8. 文献の講読7
9. 文献の講読8        9. 文献の講読8
10. 文献の講読9        10. 文献の講読9
11. 文献の講読10        11. 文献の講読10
12. 口頭発表1         12. 口頭発表1
13. 口頭発表2         13. 口頭発表2
14. 口頭発表3         14. 口頭発表3
15. 総括            15. 総括
定期試験は実施しない。
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
・毎回の授業にて、日本史年号の復唱と簡単なくずし字の演習を行うので、予習しておくこと。
・古文・漢文の辞書を持参すること(電子辞書でもよい)。
・文献はあらかじめ読んでおき、わからない用語や歴史的背景などを調べておくこと。
・講読の状況に応じて、授業中に小さな課題を与えることがある。
・学部の授業と合同で行う場合には、修士課程の学生には、各自の専門分野に応じ、別の課題を課すこともある。
■成績評価の方法・基準
【方法】
平常点(50%)、学期末レポート(50%)。平常点は、授業への参加状況、授業中の課題や口頭発表などを評価する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
適宜プリントを配布する。
テキスト
適宜プリントを配布する。
参考文献
浅野健二他監修『日本歌謡研究資料集成 第3巻 糸竹初心集 糸竹大全 糸竹古今集』勉誠社、1978年。
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