沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
80602 作曲実習U 6 通年 実技
受講年次 担当教員名
作曲専修2年次 〇土井智恵子、近藤春恵
■テーマ
オーケストレーションの実作、スケッチ推敲などを通して作曲作品を制作し、作曲技術のさらなる錬磨を図る。
■授業の概要
・修士作品制作に向けて、実作経験を積み作曲書法の習熟をはかり、創作への手順を身に着ける。
■到達目標
・創作という形で、今何を世に問いたいのか、各自の立脚点を見据えたうえで、書法の開拓と習熟を図り、高い完成度をめざし実作を行う。
2か年の成果として修士作品を制作し、実音として試演を行う。
■授業計画・方法
・修士2か年での目標である修士作品をめざし、研究計画書を提出する。
・大学院修士作品を念頭に置き、楽器編成、全体の構想などをさらに深く掘り下げ、2か年の集大成として作品制作に導く。(編成の決定は、後期初旬までに決定すること。)

1.前期ガイダンス
2.研究計画書の推敲と前期習作品の楽想推敲@
3.研究計画書の推敲と前期習作品の楽想推敲A
4.研究計画書の推敲と前期習作品の楽想推敲B
5.研究計画書の推敲と前期習作品の楽想推敲C
6.研究計画書の仕上げと前期習作の楽想整理
7.前期習作品の編成決定と作品制作condensed scoreの着手
8.作品制作condensed scoreの推敲
9.作品制作full scoreの着手
10.作品制作
11.前期習作品full scoreの完成
12.作品の推敲
13.作品の推敲(試演を交えた修正)
14.作品の仕上げ
15.実音での発表、またはプレゼンテーション
16.後期ガイダンス
17.修士作品へ向けての楽想推敲@
18.修士作品へ向けての楽想推敲A
19.修士作品の編成決定と楽想の推敲B
20.修士作品の構成@
21.修士作品の構成A
22.修士作品の構成B
23.condennsed scoreの着手
24.condensed scoreの推敲
25.condensed scoreの完成
26.full scoreの着手
27.full scoreの推敲
28.奏者との連携による実証とfull scoreの完成
29.提出作品試演に向けての実音実習@
30.提出作品試演に向けての実音練習A
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
修士作品を提出するものは、定められた期日までに、学位審査申請書を教務学生課に提出すること。
■成績評価の方法・基準
【方法】
平常点60%,譜面審査40%の配点比で総合的に評価する
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
「管弦楽法」伊福部昭著、各回の楽譜は受講者が用意する。入手困難な楽譜については担当教員が配布する。
テキスト
各回の楽譜は受講者が用意する。入手困難なものは担当教員が用意する。
参考文献
「New Music Vocabulary」H.Risatti著(University of Illinois Preess)、「現代の記譜法」E.カルコシュカ著(全音音楽出版社)、「20世紀の作曲」W.ギーゼラー著(音楽之友社)、「和声の変貌」エドモン・コステール著(音楽之友社)、「無調音楽の構造」A.フォート著(音楽之友社)
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