科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
81154 | オペラ総合実習 A-II | 6 | 通年 | 実技 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
オペラ研究室2年次 | ○五郎部俊朗、片桐仁美、近藤広志、粟國淳、森島英子 |
■テーマ |
オペラの1つの役を全曲歌おう。 |
■授業の概要 |
演劇・音楽双方の視点から、音楽とドラマ、歌唱と演技が一体となったオペラの総合的研究を舞台の実践を通して行う。 オペラ研究室所属の学生が通年で履修し、原則的にオペラ一役全曲を学ぶ。 修士演奏会で上演発表を行う。(公開/本学奏楽堂ホール) 1月28日予定 ※本年度はヴェルディ作曲オペラ「リゴレット」を取り上げる。 |
■到達目標 |
オペラの役を学習して演唱することによって、各自の持つ表現力が開発されることを目標とする。 |
■授業計画・方法 |
本授業では歌唱演技を中心にオペラを総合的に研究する。普段の授業は五郎部・片桐・近藤が担当。学年暦に定められた学内演奏会(オペラハイライト)では近藤が指揮を担当し、通常の授業の成果を発表する。演出・演技指導(粟國)と、コレペティトーア授業(森島)は集中授業。また、履修生は毎週火曜5限にコレペティトーア個人指導(近藤)を受ける。 ○授業計画概要 前年度中に演目・配役を発表する。 1.ガイダンス(年間スケジュール・授業計画発表)、音楽稽古@ 2.音楽稽古A 3.音楽稽古B 4.音楽稽古・暗譜稽古 5.演出家による集中授業@ 6.演出家による集中授業A 7.演出家による集中授業B 8.演出家による集中授業C 9.立ち稽古、音楽稽古@ 10.立ち稽古、音楽稽古A 11.立ち稽古、音楽稽古B 12.立ち稽古、音楽稽古C 13.演出家による集中授業D 14.演出家による集中授業E 15.演出家による集中授業F 16.演出家による集中授業G 17.指揮者との音楽稽古@ 18.指揮者との音楽稽古A 19.仕上げ、通し稽古 20.立ち稽古@ 21.立ち稽古A 22.立ち稽古B 23.立ち稽古C 24.演出家による集中授業H 25.演出家による集中授業I 26.演出家による集中授業J 27.演出家による集中授業K 28.通し稽古@ 29.通し稽古A 30.通し稽古B 定期試験を行わない 4月より音楽稽古と平行して暗譜稽古を開始。5月の演出家集中授業にて、演技指導を受け おおまかな演技内容が決定する。その後は、立ち稽古を行い歌と演技を仕上げていく。 9月に再度、演出家の指導を受ける。また、コレペティトーアのレッスンで、歌唱における表現力を向上させる。 後期も音楽稽古と立ち稽古を継続し、作品の完成を目指す。 11月の学内演奏会(11月6日予定)で修士オペラの一部を発表し、中間チェックを行う。 指揮者とのリハーサルで音楽面の仕上げを行い、また11月の演出家の指導で演技面の 最終チェックを行う。通し稽古で全体の流れをつかむ。 AUのオペラハイライト修士演奏(公開/本学奏楽堂ホール)は1月28日の予定。 運営・指導体制は声楽・指揮・演出・コレペティトーアで行う。 |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
・4月の授業開始時には譜読みを終え暗譜に近い状態で準備をしてくること。演技が入って来ると色々な事が新しく出てくるので100%の暗譜が必要。 ・オペラでは、教員・学生共に大人数が関わるので、履修生は連絡やスケジュールに沿って緻密に計画を立てる事。オペラは舞台スタッフ他との共働作業であることに留意すること。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 スコアから音楽とドラマの関わりを読み取り、役を表現出来たかが評価の重要な観点である。11月の学内・修士演奏会を含めて、演出、声楽の担当教員で協議し、総合的に評価する。1年間を通していかに成長したかも重視する。演奏発表での成果を80%、平常点を20%として、評価する。 |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 教員の指示による。 |
□テキスト 教員の指示による。 |
□参考文献 教員の指示による。 |