沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
81357 コンピューター音楽応用研究 2 通年 演習
受講年次 担当教員名
開講せず 土井智恵子
■テーマ
浄書ソフトによる芸術的な浄書の技術習得。
■授業の概要
 浄書ソフト「finale」等を使用し、作品制作や論文作成時の譜例などに実践できるようになることが目的である。単に打ち込めば良いというのではなく、浄書にはソルフェージュ能力が必要とされる。楽器の特性や一般的な楽譜のルールに従った上で、演奏者にとって読みやすい技術を学ぶ。前期は浄書のみ、後期は編曲も含む内容となっている。
■到達目標
・一般的な浄書のルールを身に付け、正確な情報を打ち込むことができる。
・演奏者にとって見やすい楽譜を作成することができる。
・応用として、編曲した楽曲を浄書することができる。
■授業計画・方法
1.授業の流れ、評価についてのガイダンス。
2.ピアノ曲の浄書(1)
3.ピアノ曲の浄書(2)
4.ピアノ曲の浄書(3) 仕上げ、提出。
5.弦楽器群の使用法を復習。弦楽四重奏曲の浄書(1)
6.弦楽四重奏曲の浄書(2)
7.弦楽四重奏曲の浄書(3)仕上げ、提出。
8. 管楽器群の使用法を復習。木管五重奏曲の浄書(1)
9.木管五重奏曲の浄書(2)
10.木管五重奏曲の浄書(3) 仕上げ、提出。
11.打楽器等の使用法を復習。管弦楽曲の浄書(1)
12.管弦楽曲の浄書(2)
13.管弦楽曲の浄書(3)
14.管弦楽曲の浄書(4)
15.管弦楽曲の浄書(5)。仕上げ、提出。
16. 編曲課題の編成を決定する。編成楽器についての音域、奏法について各自調べる。
17. 管弦楽曲からピアノ曲へ編曲(1)
18. 管弦楽曲からピアノ曲へ編曲(2)
19. 管弦楽曲からピアノ曲へ編曲(3)
20. 編曲したピアノ曲の浄書(1)
21. 編曲したピアノ曲の浄書(2)
22. 編曲したピアノ曲の浄書(3)。仕上げ、編曲した楽譜と浄書の両方を提出。
23. ピアノ曲から弦楽四重奏曲へ編曲(1)
24. ピアノ曲から弦楽四重奏曲へ編曲
25. ピアノ曲から弦楽四重奏曲へ編曲
26. 編曲したピアノ曲の浄書(1)
27. 編曲したピアノ曲の浄書(2)
28. 編曲したピアノ曲の浄書(3)。仕上げ、編曲した楽譜と浄書の両方を提出。
29. 現代曲の浄書(1)
30. 現代曲の浄書(2)。仕上げ、提出。
  定期試験は実施しない。
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
・管弦楽法概論を履修済みであることが望ましい。
・パソコンとソフトは授業内でのみ使用する。
■成績評価の方法・基準
【方法】
平常点(授業への参加状況)30%、課題の提出70%で総合的に評価する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
なし。
テキスト
教員が配布。
参考文献
「完本 管絃楽法」(伊福部昭 著 音楽之友社)
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