沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
16273 西洋音楽理論V 2 前期 講義
受講年次 担当教員名
琉球芸能専攻2〜3年次 新垣 雄
■テーマ
西洋音楽理論を発展させ、実践的な想像力を高める
■授業の概要
西洋音楽の特徴を理論的に理解することを学ぶ。とりわけ西洋音楽の基礎である和声を学び、簡単な和声課題の実施に習熟することを通して、作曲や編曲ができるようになることをめざす。
■到達目標
・#3個までの長調・短調において、三和音および属七和音を用いた和声バス課題の実施ができる。
 
 
■授業計画・方法
1. 密集体による和音の書き方
2. 和音の種類(度)と配置
3. さまざまな調における和音の配置
4. 和音の基本形と転回形
5. 基本位置三和音の連結 T−X−Tの場合
6. 基本位置三和音の連結 T−W−Tの場合
7. 基本位置三和音の連結 T−W−X−Tの場合
8. 和音設定の原則、カデンツ
9. 第一転回位置三和音の連結 
10. 第二転回位置三和音の連結 
11. 属七和音のしくみ 
12. 属七和音の限定進行音 
13. 属七和音を含む連結 
14. 半終止と全終止 
15. ポイントの復習と点検、および定期試験 
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
毎週、指定された和声課題を実施してくることが必須である。
ピアノで弾いてみることが上達のポイントである。
■成績評価の方法・基準
【方法】
属七和音を含む和声バス課題の実施について、学期末に筆答試験(90%)を実施し、さらに平常授業における課題実施の宿題の提出状況(10%)を加味する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
毎時の授業にて配布する
テキスト
毎時の授業にて配布する
参考文献
島岡譲『和声T理論と実習』音楽之友社
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