科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
44313 | ピアノ実技X | 3 | 前期 | 実技 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
ピアノコ-ス3年次 | ○小杉裕一・小沢麻由子 |
■テーマ |
古典派・ロマン派の作品を、表現力豊かに演奏する |
■授業の概要 |
・構成感のある演奏をするために、理論や作品の時代背景も学習する ・時代様式に適った演奏法を追求する ・楽曲分析等を演奏に反映させる |
■到達目標 |
・試験では古典派又はロマン派の作品を演奏する。複数曲も可能 ・15〜25分の演奏時間を、集中力を途切れさせないで演奏する ・演奏技法に加えて、時代様式感や構成力を重視する ・試験は暗譜で演奏する |
■授業計画・方法 |
1.ガイダンス。ピアノ実技Wを踏まえ、各学生の習熟度に応じた作品を課題として決定する 2.課題作品の分析と奏法について 3.各作品の様式感の確認とその理解 4.運指を中心に奏法を確認 5.ペダリングとハーモニーを確実に把握する 6.種々のテクニックの確認と実践 7.全体を通しての演奏の流れを理解 8.暗譜の開始とそのポイント 9.全体の音のバランスを確認 10.テンポの妥当性を検証 11.学生の実際の演奏と作品における理想の音楽との乖離を検証 12.作品を通して演奏する上での種々の課題を克服する 13.長い時間演奏する上でのポイント 14.試験前の暗譜や音楽表現についての確認 15.まとめ(次の課題について) ※定期試験を実施する。 |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
授業時間以外に、あらかじめ充分な時間の練習を行うこと。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 平常点30%・定期試験70% |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 「ソナタ集第1巻」 モーツァルト著 ヘンレ社、「作品集」シューマン著 ブライトコップフ社、他 |
□テキスト 個々の課題曲等の楽譜は、学生自身がコピ-でなく準備する |
□参考文献 特になし |