科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
48291 (47281) |
琉球音楽論A | 2 | 前期 | 講義 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
音楽文化・琉球芸能専攻2年次以上 音楽表現専攻3〜4年次 (音楽学専攻2〜4年次) | 遠藤美奈 |
■テーマ |
島々の歌を理解する−八重山、宮古、沖縄、奄美諸島の民俗音楽 |
■授業の概要 |
沖縄音楽の全体についての基礎的な知識を得るための科目である。島々には人々が歌い継いできた、多様な音楽がある。祈りのうた、仕事(作業)の歌など、歌を通じて社会的な背景を知るとともに、翻って社会的な背景とともに歌の世界観も理解する。 |
■到達目標 |
琉球の民俗音楽の各ジャンルごとに、歌詞の形式と内容、また音階やリズムなどの音楽的な要素がどのように異なっているのか、簡潔な言葉で説明できること。 |
■授業計画・方法 |
1.ガイダンス 島々を知る 2.概説:島々に伝わる民謡と大衆音楽との違い 3.八重山の音楽@ アヨウと奉納芸能 4.八重山の音楽A ユンタ 5.八重山の音楽B トゥバラーマと節歌 6.宮古のクイチャーと長アーグ 7.沖縄の神歌@ オモロとウムイ 8.沖縄の神歌@ 祭祀 9.臼太鼓の歌@ 分布と伝承 10.臼太鼓の歌A 古典音楽とそのヴァリエーション 11.念仏とエイサー@ 分布と伝承 12.念仏とエイサーA ヴァリエーション 13.奄美の八月踊り 14. 奄美の島唄 15. 定期試験および解説・まとめ |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
・受講者は各回の授業終了時に要点をまとめて定められた用紙に記入して提出する。また、適宜ノートを提出させる場合がある。 ・授業内で紹介する音楽や踊りはできる限り鑑賞するが、適宜鑑賞時間を設けて復習すること。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 授業内の要点作成:30% 定期試験(筆記):70% |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 教員の指示による。 |
□テキスト 教員の指示による。 |
□参考文献 教員の指示による。 |