沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
48334
(48314)
音楽事業演習U(音楽事業演習B) 1 後期 演習
受講年次 担当教員名
沖縄文化コース3〜4年次 (沖縄文化コース3年次) 神谷武史
■テーマ
舞台芸術・芸能の企画・制作の「実際」を、インターンシップを通じ学ぶ。
■授業の概要
公演をはじめとする音楽(または舞踊を含む舞台芸術。以下、「音楽」と表記する)事業などの実践に際し、企画・制作の実際を職業的な事業者の協力を得て、現場で学ぶインターンシップ。学内におけるガイダンスや準備と連動する形で、県内外のホールや劇場、またはオーケストラや舞踊団といった実演諸団体などの事務局・事務所で企画・運営、あるいは事業当日の運営をはじめとする実践活動に取り組む。事業経営の実情を、体験を通じて体得する。
■到達目標
・音楽事業に関して学んできた企画・制作に関わる理論を踏まえ、学外の事業者の諸業務の実情に触れることを通じ、真に実践的なアートマネジメントに必要な知見とセンス、スキルを習得する(「理論」と「実践」を総合的に捉えられる、知見を身につける)。
・組織の使命(ミッション)と個別具体的な事業との有機的な繋がりを理解する。
・組織の中の企画制作者のリーダーシップ、パートナーシップの在り方を理解する。
・事業経営の在り方が、個々の事業者によって異なっていることを体得する。
■授業計画・方法
1.広報戦略を学ぶ
2.広報、チラシ(1)−企画意図を体現する
3.広報、チラシ(2)−いかに届ける
4.広報、メディアとの関係構築
5.広報、SNSの活用
6.券売戦略−委託と営業
7.当日に向けて−アーティストマネジメントの詳細
8.当日に向けて−プログラムノート
9.当日に向けて−舞台監督:連絡・調整・統制
10.当日対応−「接客業」としてのオモテ方
11.当日対応−リハーサル体験
12.公演体験−同時進行ウラ・オモテ
13.アンケートと顧客
14.事業総括と評価
15.まとめと総括。定期試験は実施しない。課題をレポートで課す。最終報告会を実施する。
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
(1)県内外施設などの事務局・事務所と、積極的・主体的にコミュニケーションを図る。
(2)沖縄県立芸術大学でアートマネジメントを学ぶ者として、責任と規律、礼節ある行動をとる。
■成績評価の方法・基準
【方法】
(1)平常点80%(授業への参加度、インターンシップ日報提出状況等)(2)レポート20%
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
テキスト
参考文献
必要に応じ、教員が配布する。
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