科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
48412 (16312) |
音楽企画実習B(音楽企画実習U) | 1 | 後期 | 演習 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
全専攻4年次 | 〇神谷武史、谷本裕 |
■テーマ |
ホール・劇場を支える、舞台技術を概観する。 |
■授業の概要 |
奏楽堂スタッフの協力を得て、奏楽堂の音響・照明機材の機能、操作の実状を学ぶ。また、学外の劇場・ホールの視察体験と研究を通じ、大道具・小道具・美術・衣装など実演を支える様々な業務について、可能な限り、触れさせる。視察先は原則、近隣地に限定。官民の劇場、ホール、イベントスペースなどを視察し、特性を記録、文字化する。具体的には、以下の劇場などの訪問を、相手方と計画、交渉のうえ、実現したい(時期についても要相談)。国立劇場おきなわ(浦添市)・シュガーホール(南城市)・アトリエ銘苅ベース(那覇市)・芸大奏楽堂ホール・きむたかホール(うるま市)の県内5か所。訪問・見学・関係者聴き取りにより、劇場を支えるヒト・モノ・カネ・情報について理解を深める。訪問体験を文書化する。 |
■到達目標 |
・実演芸術・芸能を支える舞台技術。その歴史や、さまざまな業務について十分、説明ができる。 |
■授業計画・方法 |
@劇場の歴史−欧米 A劇場の歴史−日本 B劇場の歴史−琉球・沖縄 C舞台技術総論 D奏楽堂(1)照明 E奏楽堂(2)音響 F奏楽堂(3)舞台監督の仕事 G劇場・ホールの立地−所在地の風土・館の周辺環境・交通の便や駐車場 H事業体制−自主と貸し館・共同企画による他者との協働 I施設運営−直営・自主運営・指定管理など経営主体のバリエーションとそれらの利点・欠点 J財政構造−館を支える資金 K舞台機構−音響・照明・映像など、舞台芸術を支える主要機材や設備。大道具や美術なども Lホールのアメニティと安全への配慮−客席・ロビー・ホワイエ・消火設備や避難のための施設設備 M広報の営み−集客・動員・券売に向けた活動 N総括 |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
(1)施設視察など参加は必須(2)それら活動に要する際の交通費など費用は自己負担である。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 (1)実習のクラス・見学への出席状況50%(2)各回レポート20%(3)期末レポート30% |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 舞台技術の共通基礎−公演に携わるすべての人々に 2014 劇場等演出空間運用基準協議会 |
□テキスト |
□参考文献 |