沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
51123 声楽アンサンブル基礎T 前期 実技
受講年次 担当教員名
音楽表現専攻声楽コース
1年次
松田奈緒美
■テーマ
読譜力をつけ、新曲に慣れ親しむ。
■授業の概要
基礎的な音程・リズムの正確な歌唱を目指し、新曲視唱や重唱、聴音等の学習を行い、楽譜・楽曲を読む力、聴く力、歌う力を総合的に鍛える。
■到達目標
基礎的なレベルの新曲視唱、聴音の能力訓練し、ソロ歌唱や合唱、重唱演奏能力の向上をめざす。二声の練習曲等を使い、他のパートを聞きながら自分のパートを正確に歌うトレーニングをする。
■授業計画・方法
授業は下記の計画で行う。適時、宿題を課す。
1.ガイダンスおよび個別のソルフェージュ能力を確認。
2.コールユーブンゲン1〜6、コンコーネ1〜3、♯♭2つまでのスケールを階名を言いながら弾き、カデンツを確
  認。リズム、聴音課題。
3.コールユーブンゲン6〜12、コンコーネ3〜6、♯♭2つまでのスケールを階名を言いながら弾き、カデンツを確
  認。リズム、聴音課題。
4.コールユーブンゲン12〜18、コンコーネ6〜9、♯♭2つまでのスケールを階名を言いながら弾き、カデンツを
  確認。リズム、聴音課題。
5.コールユーブンゲン18〜24、コンコーネ9〜12、♯♭2つまでのスケールを階名を言いながら弾き、カデンツを
  確認。リズム、聴音課題。
6.コールユーブンゲン24〜30、コンコーネ12〜15、♯♭4つまでのスケールを階名を言いながら弾き、カデンツを
  確認。リズム、聴音課題。
7.コールユーブンゲン30〜36、コンコーネ15〜18、♯♭4つまでのスケールを階名を言いながら弾き、カデンツを
  確認。リズム、聴音課題。
8.コールユーブンゲン36〜42、コンコーネ18〜21、♯♭4つまでのスケールを階名を言いながら弾き、カデンツを
  確認。リズム、聴音課題。
9.コールユーブンゲン42〜48、コンコーネ21〜24、♯♭4つまでのスケールを階名を言いながら弾き、カデンツを
  確認。リズム、聴音課題。
10.コールユーブンゲン48~54、コンコーネ24〜27、♯♭4つまでのスケールを階名を言いながら弾き、カデンツを
  確認。リズム、聴音課題。
11.コールユーブンゲン54〜60、コンコーネ27〜30、♯♭6つまでのスケールを階名を言いながら弾き、カデンツを
  確認。リズム、聴音課題。
12.コールユーブンゲン60〜66、コンコーネ30〜33、♯♭6つまでのスケールを階名を言いながら弾き、カデンツを
  確認。リズム、聴音課題。
13.コールユーブンゲン66〜72、コンコーネ33〜36、♯♭6つまでのスケールを階名を言いながら弾き、カデンツを
  確認。リズム、聴音課題。
14.コールユーブンゲン72〜78、コンコーネ36〜39、♯♭6つまでのスケールを階名を言いながら弾き、カデンツを
  確認。リズム、聴音課題。
15.コールユーブンゲン78〜87、コンコーネ39〜50、♯♭6つまでのスケールを階名を言いながら弾き、カデンツを
  確認。リズム、聴音課題。定期試験を実施する。
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
予習・復習をしっかり行い、とくに各自苦手な部分や新曲、聴音でとれなかった音の部分については、録音をして後で課題を何度も聞き返しながらピアノで音を確認、歌ってみるなどの練習をするなど、総合的なソルフェージュ能力の向上をめざす。
 
■成績評価の方法・基準
【方法】
平常点60%、定期試験40%
 
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
コールユーブンゲン
コンコーネ50番・中声用
テキスト
教員の指示による
参考文献
上記以外の楽譜・資料は担当教員が用意して配布する。
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