沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
51136
(51126)
(42268)
舞台語発音演習B(舞台語発音演習 独語) 1(2) 前期 演習
受講年次 担当教員名
音楽表現専攻声楽コース1〜4年次 及びピアノコース1〜4年次 声楽専攻4年次 ティル・ウエーバー・(c)片桐仁美
■テーマ
舞台用のドイツ語の習得
■授業の概要
舞台上でのドイツ語発音のいろいろなテーマを研究するため、特に声楽専攻学生のために特別につくられた舞台語発音のためのドイツ語発音法の授業である。
■到達目標
・1〜10まではIPA(国際発音記号)を学習する。これによってドイツ語の歌詩の発音を、辞書を使って自分で研究することが出来るようになるということを、この授業の目標とするからである。
■授業計画・方法
単語とアクセント、ドイツ語の抑揚、母音とウムラウト、eのグループ、破裂(p,t,k)、chの発音、rの発音練習をする。その後IPAについて勉強する。演習ではクラシックのドイツリートの中から専門的なテキストを使う。
授業計画は以下の通り。
1.ガイダンス、イントネーション
2.アクセントとリズム
3.長母音、短母音
4.Oウムラウト、Uウムラウト
5.AウムラウトとEの発音、−en
6.母音の新たな始め方(hahaha、hihihi)
7.PTKー破裂音と語尾の無声化
8.ich、ach
9.RとL
10.同化
11.ドイツ歌曲による実践的演習(1)
12.ドイツ歌曲による実践的演習(2)
13.ドイツ歌曲による実践的演習(3)
14.伴奏合わせ
15.まとめおよび解説 定期試験を行う

*演習には次のドイツ歌曲を用いる(11〜14の講義はウェーバー・片桐が共同で演習する)
・Brahmus:Wiegenlied
・Schubert:An die Musik
・Wolf:Verborgenheit
・R.Strauss:Ach Lieb ich muss nun scheiden
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
・この講義の前に一般教養課程におけるドイツ語I、IIを受講するなど、一年程度ドイツ語を勉強して、単語に慣れ親しんでおくことが望ましい。
・隔年開講。令和2年度開講せず。
■成績評価の方法・基準
【方法】
・ネイティブスピーカーとの発音重視のため欠席すると授業理解は困難である。
・最後に1人ずつ、歌唱を通してのドイツ語の発音の他、理論の実践的テストを行う。(100%)
 
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
教員の指示による。
テキスト
参考文献
Ursula Hirschfeld・Kestin Reinke:Phonetik Simsalabim、VideoundBegleitbuch、33Aussprachespiele Deutsch als Fremdsprache mit Audio-CD、
Evelyn Frei:Kursbuch Phonetik, Lehr-und Uebungsbuch、
(教材は最初の授業のとき配布します)
←戻る