科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
51241 | ピアノ構造学 | 2 | 前期 | 講義 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
ピアノコース2年次(H30年度以降入学生) ピアノコース2年次〜4年次(H29年度以前入学生) | 佐々木一実・(c) 小杉裕一 |
■テーマ |
・ピアノの歴史や構造、基礎知識を学ぶことにより、ピアノについての見識を高める。 |
■授業の概要 |
・ピアノを演奏する際に、他の楽器と異なり、常に自己所有でない楽器を演奏する上で不可欠な、楽器の構造や調律・整音・整調等について学習する。 ・より良い演奏を行うためには、これらの知識や理解が必要不可欠である。講義を通して、受講者がピアノと言う楽器により愛情を持って向かい合えるようにすることを目的とした授業である。 |
■到達目標 |
・ピアノという楽器についての基本的な知識を身につける。 ・ピアノという楽器が音楽・自己表現するための道具とした場合、その道具の状態を客観的に捉え、判断することにより、持っている演奏テクニックをさらに活かし、表現の幅を広げることが出来るという観点を養い、それを様々な演奏表現の場で役立てることが出来るようにする。 |
■授業計画・方法 |
1.ピアノの一般的基礎知識を学習する。 2.ピアノの発展の歴史を学習する。 3.ピアノメーカーとその一般的な特徴を学習する。 4.グランドピアノとアップライトピアノの相違点を学習する。 5.グランドピアノの構造について学習する。 6.アップライトピアノの構造について学習する。 7.ペダルの機能と役割について学習する。 8.ピアノの取り扱い、管理について学習する。 9.ピアノの修理、メンテナンスについて学習する。 10.調律について@(調律・整音・整調についての講義) 11.調律について@(実際の作業を通しての学習) 12.体験調律 13.ピアニストと調律師について学習する。 14.コンサートホール、ステージとピアノについて学習する。 15.演奏会での豆知識(コンサートチューナーからのアドヴァイス)を学習する。※定期試験を実施しない。 |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
9月の集中講義期間に実施予定。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 レポート内容80%、平常点20% |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 担当教員の指示による。 |
□テキスト 担当教員が配布する。 |
□参考文献 担当教員の指示による。 |