科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
51295 | 舞踊理論 | 2 | 前期 | 講義 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
舞踊組踊コース2年次(全専攻2年次以上) | 呉屋淳子 |
■テーマ |
近代日本という時代を通して伝承され、創られた「演じる身体」について考える。 |
■授業の概要 |
日本が近代化する過程において新たな価値観に順応し、あるいはそれに抗うかたちで民俗や舞台芸術の世界で演じられ、表現されてきた人々の姿について考察し、現代社会における「演じる身体」について理解を深める。 |
■到達目標 |
・歴史的背景を踏まえ、創造される「身体」を捉えることができる。 ・文化表象としての「身体」について理解することができる |
■授業計画・方法 |
1.オリエンテーション:近代化と芸能 2.文化人類学(舞踊人類学)における身体論の視点@ 3.文化人類学(舞踊人類学)における身体論の視点A 4.浅草オペラ@ 5.浅草オペラA 6.文化表象としての琉球舞踊@ 7.文化表象としての琉球舞踊A 8.アクティブラーニングA:伝統を担う「身体」 9.制度と舞踊(組踊)@ 10.制度と舞踊(琉球舞踊)A 11.ジェンダーと「身体」@ 12.ジェンダーと「身体」A 13.言語と「身体」@ 14.言語と「身体」A 15.まとめ ※定期試験を実施しない |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
各回の授業の中で指示する文献および資料を十分に読み込んでおくこと |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 レポート60%、平常点40%で総合評価する。 |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 瀬戸邦弘・杉山千鶴編 2017『近代日本の身体表象』森話社 |
□テキスト 教員の指示による |
□参考文献 杉山千鶴・中野正昭編 2017『浅草オペラ 舞台芸術と娯楽の近代』森話社 神山彰 2017『演劇のジャポニスム』森話社 百瀬響 2008『文明開化と失われた風俗』吉川弘文館 |