科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
51381(47231) | アジア音楽構造学A | 2 | 前期 | 講義 | |
受講年次 | 担当教員名 | ||||
作曲理論コース、音楽文化・琉球芸能専攻3〜4年次 | 〇久万田晋、遠藤美奈、高瀬澄子 |
■テーマ |
日本音楽・沖縄音楽の音楽理論 |
■授業の概要 |
日本・アジアの音楽を広く視野に入れた上で、音楽の構造(しくみ)を明らかにするための諸理論を学ぶ。 |
■到達目標 |
・日本の音楽について、音組織理論に沿った分析ができ、音階の区別が判別できる。 ・日本やアジアのリズムに関する重要な概念を理解して説明ができる。 ・採譜の方法を実習し、その能力や限界・問題点を理解できる。 |
■授業計画・方法 |
1〜10は久万田・遠藤、11〜15は高瀬が担当する。 1.音組織理論:わらべうたと民謡の分析 2.音組織理論:核音とテトラコルド理論 3.音組織理論:骸骨図(柴田南雄)と日本民謡 4.音組織理論:構造式(柿木吾郎)と沖縄民謡 5.リズム理論:わらべ歌のリズムパターン分析 6.リズム理論:追分様式と八木節様式 7.リズム理論:シラブルのリズムパターン分析 8.旋律分析論:リズムパターンによる民謡旋律分析 9.旋律分析論:沖縄民謡の旋律を他地域と比較する@ 10.旋律分析論:沖縄民謡の旋律を他地域と比較するA 11.日本の古典音楽@:雅楽の理論 12.日本の古典音楽A:雅楽の構造 13.日本の古典音楽B:能楽の理論 14.日本の古典音楽C:能楽の構造 15.日本の古典音楽D:まとめ 定期試験は実施しない。 |
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む) |
・授業毎に配布される資料や参考文献は、次回の講義までにしっかり読み込んでおくこと。 ・与えられたテーマに沿って数回程レポートを課す。 |
■成績評価の方法・基準 |
【方法】 レポートを課す(80%)、平常点・課題(20%) |
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
■教科書・参考文献(資料)等 |
□教科書 とくに指定はしないが、授業毎に資料を配布するほか、必要に応じて適宜、参考文献を紹介する。 |
□テキスト とくに指定はしないが、授業毎に資料を配布するほか、必要に応じて適宜、参考文献を紹介する。 |
□参考文献 小泉文夫『合本 日本伝統音楽の研究』音楽之友社、2009年。 |