沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
52015 副科声楽U 2 通年 実技
受講年次 担当教員名
琉球芸能専攻3年次、ただし副科声楽Tを履修済みの者 〇松田奈緒美、片桐仁美、五郎部俊朗、山内昌也、
前川佳央、知念利津子、宮平真希子、喜納響
■テーマ
■授業の概要
歌うということは音楽の基本である。副科声楽Tで学習した内容をもとに、さらに呼吸法や発声法の基礎を固めつつ、歌唱を通して幅広い音楽性が身に付くよう指導する。個々の進度に合わせた適切な教材(楽曲)を選択し、コンコーネ等も併用しながら、西洋発声のより豊かな声の響きを模索させる。楽曲は、日本歌曲・イタリア歌曲・ドイツ歌曲を中心に、学生の能力に応じてオペラアリアを選択する場合もある。
■到達目標
・リズムや音程、発音など、楽譜通りに正しく歌唱できるようにする。
・声楽の基礎である呼吸法や発声法を修得することを目指す。
・それぞれの言語における発音法と、望ましい声の響き、および表現方法を身に付ける。
■授業計画・方法
授業計画
前期
1.副科声楽Tにおける学習を振り返り、今後の課題を設定する。発声法のチェック。
2.課題曲1。リズム・音程・発音などに注意して歌う。
3.課題曲1。発音に気を付けながら、フレージングを意識して歌う。
4.課題曲1。歌詞の意味を理解して、豊かな声の響きと表現を工夫する。
5.課題曲2。リズム・音程・発音などに注意して歌う。
6.課題曲2。発音に気を付けながら、フレージングを意識して歌う。
7.課題曲2。歌詞の意味を理解して、豊かな声の響きと表現を工夫する。
8.発声法についての中間チェック。課題曲1・2の復習。
9.課題曲3。リズム・音程・発音などに注意して歌う。
10.課題曲3。発音に気を付けながら、フレージングを意識して歌う。
11.課題曲3。 歌詞の意味を理解して、豊かな声の響きと表現を工夫する。
12.課題曲4。リズム・音程・発音などに注意して歌う。
13.課題曲4。 発音に気を付けながら、フレージングを意識して歌う。
14.課題曲4。歌詞の意味を理解して、豊かな声の響きと表現を工夫する。
15.前期のまとめ。前期に取り組んだ楽曲の復習。

後期
16.前期における学習を振り返り、今後の課題を設定する。発声法のチェック。
17.課題曲5。リズム・音程・発音などに注意して歌う。
18.課題曲5。発音に気を付けながら、フレージングを意識して歌う。
19.課題曲5。歌詞の意味を理解して、豊かな声の響きと表現を工夫する。
20.課題曲6。リズム・音程・発音などに注意して歌う。
21.課題曲6。発音に気を付けながら、フレージングを意識して歌う。
22.課題曲6。歌詞の意味を理解して、豊かな声の響きと表現を工夫する。
23.発声法についての中間チェック。課題曲5・6の復習。
24.課題曲7。リズム・音程・発音などに注意して歌う。
25.課題曲7。発音に気を付けながら、フレージングを意識して歌う。
26.課題曲7。 歌詞の意味を理解して、豊かな声の響きと表現を工夫する。
27.取り組んだ課題曲を振り返り、その中から試験曲を決める。
28.試験曲を正確かつ、音楽的に表現する。
29.伴奏者との合わせ。試験曲を暗譜で歌えるようにする。
30.仕上げ。歌唱表現を深める。
定期試験を行う。:3分以内の自由曲を1曲
※授業計画では、3回の授業で課題曲を1曲仕上げることになっているが、担当教員の判断により、学生それぞれの進度・力量に合わせ、曲数を増減することがある。
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
音楽に対する姿勢は、副科声楽でも専門の分野と同じである。予習復習をしっかりすること。
■成績評価の方法・基準
【方法】
定期試験において、リズム・音程を正確に歌えたか、歌詞がきれいに発音出来ていたか、美しい声の響きを表現出来たか、などの観点により総合的に採点する。最終的な評価は、平常点を10%、定期試験を90%として評価する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
課題曲については、個々の進度や能力に合わせて、適切な楽曲を、担当教員が提示する。
テキスト
参考文献
教員の指示による。
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