沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
52164 ソルフェージュU(琉) 1 後期 演習
受講年次 担当教員名
琉球芸能専攻1〜2年次 ◯新垣 雄 三島わかな
■テーマ
基礎的な読譜力を向上させ、音楽家として必要な耳と表現力を育む。
■授業の概要
・音楽基礎能力として、視唱・リズム・聴音などを中心に実習し、初歩的な読譜力と書き取り能力を養う。
・視唱・視奏・聴音の期末試験を行う。
■到達目標
・ト音譜表による平易な旋律視唱(ハ長調と中心に)、和声機能を感じながら初見視唱・視奏、迅速なリズム
 読みができる様になる。
・ハ長調による単旋律の書き取りができる様になる。
■授業計画・方法
1.ガイダンス
2.旋律(4分の4拍子)の初見視唱、ト音譜表のレクチュール(早読み)
3.やや発展的な旋律(4分の4拍子)+リズムの初見視唱導入、和音と旋律、ト音譜表のレクチュール復習
4.やや発展的な旋律(4分の3拍子)+リズムの所見視唱導入、和音と旋律の復習
5.旋律(4分の4拍子)+リズムの視唱、和声と旋律の導入
6.カデンツ唱(4小節)の練習、旋律聴音の導入
7.カデンツ唱(4小節)の復習、旋律の応用
8.カデンツ唱(8小節)の練習とリズム創作の復習
9.カデンツ唱(8小節)の復習とリズム創作の応用
10.リズム(4分の4拍子)の初見視奏、伴奏付旋律の視唱の応用
11.リズム(4分の2拍子)の初見視奏の復習、伴奏付旋律視唱の復習
12.リズムアンサンブル(4分の4拍子、4分の2拍子)の視奏、伴奏付視唱のまとめ
13.リズムアンサンブル(4分の3拍子)の即興創作(リズム譜書き取りの基礎)
14.付点リズムを含むアンサンブルの練習と創作(リズム譜書き取り応用)
15.まとめ(定期試験を実施する。)
 
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
毎回授業で行った課題の復習を行うこと。
■成績評価の方法・基準
【方法】
平常点7割、定期試験(初見視唱、リズム試奏)3割の配点比で成績を総合的に評価する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
フランツ.ビュ一ナ一「全訳コ一ルユ一ブンゲン」大阪開成館(同一の内容であれば他の出版社の物でもよい。)
テキスト
「初めてのソルフェージュTリズム編(基礎)」、「初めてのソルフェージュUリズム編(応用)」(以上全音楽譜出版社)、その他担当教員が適宜に配布する。
参考文献
「コンコーネの研究」(芸術現代社
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