| 科目コード | 授業科目名 | 単位数 | 学期 | 授業区分 | |
| 52187 | 副科ピアノⅠ（表） | 1 | 前期 | 実技 | |
| 受講年次 | 担当教員名 | ||||
| 音楽表現専攻（ピアノコース除く）1年次 | ○小沢麻由子・小杉裕一 | ||||
| ■テーマ |
| 大譜表に慣れ親しみ、ピアノの基礎的奏法を習得する |
| ■授業の概要 |
| ピアノ奏法の習得によって、各専門実技の音楽的技量と感性の向上に役立てる。個々の習熟度に応じて、基本から継続して段階的にピアノ奏法を学び、担当教員との連弾も取り入れる。 |
| ■到達目標 |
| ・長調並びに短調の音階及びカデンツを学習し、基本的な運指法を習得する。 ・個々の習熟度に応じた課題曲を設定し、和声感を養う。 ・連弾にも取り組み、合奏の基本を学習する。 ・試験は♯♭4つまでの長短調の音階及び自由曲 |
| ■授業計画・方法 |
| １.担当教員と入学前のピアノ演奏体験の有無や学習状況について話し合い、個々の習熟度に 応じて個別に課題曲を決定する。 ２.ハ長調及びイ短調の音階を学習し、課題曲の譜読みを確認し、片手ずつ学習する。 ３.ト長調及びホ短調の音階を学習し、曲を両手でゆっくり演奏できるよう学習する。 ４.ヘ長調及びニ短調の音階を学習し、メロディーと伴奏のバランスを工夫できるよう指導する。 ５.ニ長調及びロ短調の音階を学習し、フレーズ毎に独立した表現ができるよう学習する。 ６.変ロ長調及びト短調の音階を学習し、ミスタッチせずインテンポで弾けるよう指導する。 ７.イ長調の音階を学習し、自然なディナーミクで演奏するよう繰り返し指導する。 ８.嬰ヘ短調の音階を学習し、カデンツでハーモニー感を習得させ、連弾曲を提示する。 ９.変ホ長調の音階を学習し、連弾のプリモを演奏させ、合奏の基本を学習する。 10.ハ短調の音階を学習し、連弾のセコンドを演奏させ、プリモに対する伴奏技法を学習する。 11.ホ長調の音階を学習し、課題曲の完成度を高めるように指導する。 12.嬰ハ短調の音階を学習し、課題曲の暗譜での演奏に取り組ませる。 13.変イ長調の音階を学習し、課題曲を中断なく演奏できるよう指導する。 14.ヘ短調の音階を学習し、課題曲の演奏表現方法を研究する。 15.♯♭4つまでの全調の音階を復習し、課題曲の暗譜での演奏を確認する。 定期試験を実施する |
| ■履修上の留意点（授業以外の学習方法を含む） |
| 継続的な練習計画を立てること。 |
| ■成績評価の方法・基準 |
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【方法】 定期試験において、音階演奏とカデンツ及び、与えられた課題曲の暗譜の正確さ（25％）、テンポ設定（25％）、様式感（25％）、音楽性を含めた完成度（25％）等を総合的に判断し、担当教員の平均点により成績評価する。 |
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【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。 |
| ■教科書・参考文献（資料）等 |
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□教科書 教員の指示による |
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□テキスト 音階や個々の課題曲の楽譜は、学生自身が準備する。連弾曲の楽譜は担当教員が提示する。 |
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□参考文献 「ハノン教則本」ハノン著 全音楽譜出版社等 |