沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
52263 ソルフェージュV(琉) 2 前期 講義
受講年次 担当教員名
琉球芸能専攻2年次 〇三島わかな、新垣雄
■テーマ
基礎的な読譜力をスキルアップさせ、音楽家として必要な耳を育む。
■授業の概要
・音楽基礎力として視唱・リズム・聴音などを中心に実習し、初歩的な読譜力と書き取り能力を養う。
・半期ごとの視唱・視奏・聴音の試験を行う。
■到達目標
・基礎的な読譜力を身に着け、音楽家として必要な耳を育む。
・ト音譜表による平易な旋律視唱(ハ長調、ヘ長調、ト長調中心)、和声機能を感じながら初見視唱・視奏、迅速なリズム読みができる様になる。
・ハ長調による単旋律の書き取りができる様になる。
■授業計画・方法
1.ガイダンス
2.やや複雑な旋律(4分の4拍子)の初見視唱、ト音譜表のレクチュール(早読み)
3.やや複雑な旋律(4分の4拍子)+リズムの初見視唱、和音と旋律、ト音譜表のレクチュール復習
4.やや複雑な旋律(4分の3拍子)の視唱、和音と旋律の復習
5.やや複雑な旋律(4分の4拍子)の視唱、和音と旋律の応用
6.ヘ長調によるカデンツ唱(4小節)の練習、旋律聴音の導入
7.ヘ長調によるカデンツ唱(4小節)の練習、旋律聴音の応用
8.ヘ長調によるカデンツ唱(8小節)の練習とリズムの創作
9.ヘ長調によるカデンツ唱(8小節)の復習とリズムの創作
10.やや複雑なリズム(4分の4拍子)の初見視奏、伴奏付旋律視唱
11.やや複雑なリズム(4分の2拍子)の初見視奏の復習、伴奏付旋律視唱の復習
12.やや複雑なリズムアンサンブル(4分の4拍子、4分の2拍子)の視奏、伴奏付き視唱のまとめ
13.やや複雑なリズムアンサンブル(4分の3拍子)の視奏
14.シンコペイションリズムを含むアンサンブルの練習
15.まとめ(定期試験を実施する。)
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
毎回授業で行った課題を復習すること。
■成績評価の方法・基準
【方法】
平常点70%、定期試験(初見視唱、聴音)30%の配点比で成績を総合的に評価する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
フランツ・ビューナー「全訳コールユーブンゲン」大阪開成館(同一の内容であれば他の出版社の物でもよい。)
テキスト
「初めてのソルフェージュTリズム編(基礎)」、「はじめてのソルフェージュUリズム編(応用)」(以上 全音楽譜出版社)その他、教員が適宜に配布する。
参考文献
「コンコーネの研究」(芸術現代社)
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