沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
80101-1 琉球舞踊組踊研究(舞)T 8 通年 実技
受講年次 担当教員名
琉球舞踊組踊専修
1年次
高嶺久枝・比嘉いずみ
■テーマ
・琉球舞踊における身体表現の研究と実演
■授業の概要
・履修生は、担当の教員と相談の上で年度初めに研究計画書を作成する。また、習熟度に応じて、多彩な表現が習得可能となる琉球舞踊演目を選曲し、履修計画の成果が学内演奏会で発表できるようにする。
・琉球舞踊における身体表現技術の研究と実演、及び作品の歴史的背景などの研究から理解を深める。
 
■到達目標
・琉球舞踊における必要十分な身体表現技術研究と、多様な表現方法を学び、学内・学外において実践することができる。
 
■授業計画・方法
◎琉球舞踊組踊研究(舞)T:習熟度に応じて各種演目を選曲し、身体技法を習得・修練する。

(前期)               (後期)
1.ガイダンス              16.「古典女踊」・「雑踊」の修練@
2.「古典女踊」:身体技法の習得@    17.「古典女踊」・「雑踊」の修練A
3.「古典女踊」:身体技法の習得A    18.「古典女踊」・「雑踊」の修練B
4.「古典女踊」:身体技法の習得B    19.「二才踊」:身体技法の習得@
5.「古典女踊」:身体技法の習得C    20.「二才踊」:身体技法の習得A
6.「古典女踊」:身体技法の習得D    21.「二才踊」:身体技法の習得B
7.「古典女踊」:身体技法の習得E    22.「二才踊」:身体技法の習得C
8.「古典女踊」:身体技法の習得F    23.「二才踊」:身体技法の習得D
9.「雑踊」:身体技法の習得@      24.「二才踊」:身体技法の習得E
10.「雑踊」:身体技法の習得A      25.「二才踊」:身体技法の習得F
11.「雑踊」:身体技法の習得B      26. 習得した全演目の修練@
12.「雑踊」:身体技法の習得C      27. 習得した全演目の修練A
13.「雑踊」:身体技法の習得D       28. 習得した全演目の修練B
14.「雑踊」:身体技法の習得E      29. 習得した全演目の修練C
15. 前期総括               30. まとめ
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
・1年次:年度初めに研究計画書を指導教官と相談の上作成し提出する。
・演目に関する歴史的背景など調べ、レポート提出をする。
・演目の予習・復習を含む探求を行う。
・提出物及び届出の無いものは、減点の対象となる。
■成績評価の方法・基準
【方法】
・平常点       (80%)
・提出物(レポート等)(20%)
・研究成果の発表(学内演奏会)等の習熟度達成内容を判断し総合評価する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
・教員の指示による。
テキスト
・教員の指示による。
参考文献
宜保栄治郎『琉球舞踊入門』(1979年・那覇出版社)・矢野輝雄『琉球舞踊の世界』(1988年・築地書房)
大道 勇『琉舞手帖』(2010年・ボーダインク)  ・沖縄県『琉球舞踊』(1985年・沖縄県文化振興課)
勝連繁雄『琉球舞踊の世界』(2001年・ゆい出版) ・中山盛茂『琉球史辞典』(1968年・文教図書)
伊波普猷著『琉球戯曲集』(『伊波普猷全集』第3 巻1972年・平凡社)
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