沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
81051 舞踊組踊創作演習 2 通年 演習
受講年次 担当教員名
琉球舞踊組踊専修
1年次・2年次
○比嘉いずみ・阿嘉 修・高嶺久枝・眞境名正憲・盧 姜威
■テーマ
琉球舞踊、組踊、過去と現代の作品の魅力の習得。
■授業の概要
・過去の琉球舞踊、組踊及び現代の作品の分析や工作を行う。
(琉球舞踊、組踊における古典及び創作作品の分析や考察を行い課題化し、自らの作品を作成又は構成し問題提起を可能にする。前期は、琉球舞踊、組踊に関する作品の鑑賞やフィールドワーク等を行い、個人の選択した作品に基づき、構成、形式、モチ―フなどの分析をする。後期は、これまでの経験を生かした各自の創作舞踊組踊を完成させる。または、舞台演出効果を試みる。)
■到達目標
・過去の創作作品の分析研究。
・作品を創作する。
・舞台演出効果を創造する。
■授業計画・方法
前期=各個人の選択した作品の分析(構成、形式、モチ―フ)や創作作品の鑑賞やフィールドワーク等を行う。
1.ガイダンス
2.琉球舞踊・組踊に関する資料・作品の収集・鑑賞 1
3.琉球舞踊・組踊に関する資料・作品の収集・鑑賞 2
4.琉球舞踊・組踊に関する資料・作品の収集・鑑賞 3
5.琉球舞踊・組踊に関する資料・作品の収集・鑑賞 4
6.各個人の選択した作品の分析 1
7.各個人の選択した作品の分析 2
8.各個人の選択した作品の分析 3
9.フィールドワーク 1
10.フィールドワーク 2
11.創作作品の脚本作成
12.実技実習 1
13.実技実習 2
14.実技実習 3
15.まとめ 定期試験は実施しない。

後期=これまでの経験を生かした各自の課題により舞踊・組踊の内容、舞台空間に関する内容を完成させる。

16.創作作品の構成 1
17.創作作品の構成 2
18.選曲
19.演出 1
20.演出 2
21.振付 1
22.振付 2
23.振付 3
24.実技実習 1
25.実技実習 2
26.実技実習 3
27.実技実習 4
28.実技実習 5
29.実技実習 6
30.まとめ 定期試験は実施しない。
 
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
・副論文と相対する作品作りなのでモチーフに関する文献や資料等を収集し研究する。
・提出物及び届出の無いものは、減点の対象とする。
■成績評価の方法・基準
【方法】
・平常点(80%)、レポート提出(20%)。
 平常点は授業への参加状況、研究成果の発表(学内演奏会)等の習熟度達成内容を判断し 総合評価する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
・適宜配布する。
テキスト
・適宜配布する。
参考文献
組踊台本、琉球戯曲集、伊波普猷全集
宜保栄治郎『琉球舞踊入門』(1979年・那覇出版社)・矢野輝雄『琉球舞踊の世界』(1988年・築地書房)
大道 勇『琉舞手帖』(2010年・ボーダインク)
沖縄県『琉球舞踊』(1985年・沖縄県文化振興課)
勝連繁雄『琉球舞踊の世界』(2001年・ゆい出版)
中山盛茂『琉球史辞典』(1968年・文教図書)
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