沖縄県立芸術大学
音楽部&大学院(修士課程)音楽芸術研究科 シラバス

科目コード 授業科目名 単位数 学期 授業区分
81159 協奏曲研究 2 通年 実技
受講年次 担当教員名
声楽専修1年次 ○松田奈緒美・片桐仁美・五郎部俊朗・山内昌也・
■テーマ
いちソリストとして、オーケストラ演奏でオペラ・オラトリオ・歌曲を演奏しよう。
■授業の概要
オーケストラと演奏する声楽作品の演奏様式を研究し実践する。
修士研究(演奏)のテーマに沿って選曲し、その楽曲のアナリーゼ、文化的背景、歌詞の解釈等の学習成果と体系化された演奏を行う。
■到達目標
・オーケストラとの共演による歌唱法について、実際にオーケストラとの共演体験・体感を踏まえて研修し、自らの歌唱技術の向上をはかることを目標とする。
■授業計画・方法
履修生は指導教員と協議して演奏作品を選曲して学習し、その作品を管弦打楽専修のオーケストラと合同で研鑽し、学内演奏会(公開/本学奏楽堂ホール)で発表する。

1.指導教員・担当教員と、曲目の選定について意見交換をする。
2.候補曲の歌唱、演奏会での曲目検討(1)
3.候補曲の歌唱、演奏会での曲目検討(2)
4.候補曲の歌唱、演奏会での曲目検討(3)
5.候補曲の歌唱、演奏会での曲目検討(4)
6.演奏曲目の研究(歌詞に関して)
7.演奏曲目の研究(呼吸、フレージングに注意して)
8.演奏曲目の研究(音程及び和音を意識して)
9.演奏曲目の研究(ディナーミクに注意して)
10.演奏曲目の通し稽古(1)
11.演奏曲目の通し稽古(2)
12.演奏曲目の通し稽古(3)
13.演奏曲目の通し稽古(4)
14.演奏曲目の通し稽古(5)
15.オーケストラスコアから、楽曲全体の理解を深める(1)
16.オーケストラスコアから、楽曲全体の理解を深める(2)
17.オーケストラスコアから、楽曲全体の理解を深める(3)
18.オーケストラ伴奏での歌唱表現法についての研究(1)
19.オーケストラ伴奏での歌唱表現法についての研究(2)
20オーケストラ伴奏での歌唱表現法についての研究(3)
21.オーケストラ伴奏での歌唱表現法についての研究(4)
22.オーケストラ伴奏での歌唱表現法についての研究(5)
23.楽曲の仕上げ。暗譜の確認(1)
24.楽曲の仕上げ。暗譜の確認(2)
25.楽曲の仕上げ。暗譜の確認(3)
26.指揮者とのピアノリハーサル
27.オーケストラリハーサル(1)
28.オーケストラリハーサル(2)
29.学内演奏会のゲネプロ
30.学内演奏会本番、及びその反省。今後の課題について担当教員とのミーティング 定期試験を行
  わない
■履修上の留意点(授業以外の学習方法を含む)
演奏曲が決定した時点で、使用する版、オーケストラスコア、パート譜などについて、指導教員・指揮者との確認作業を行う。 オーケストラの特殊楽器を伴う楽曲については事前に担当教員に相談すること。
ハープを伴う楽曲を選択した場合、ハープ奏者の授業参加について楽曲数、日程の制限があるので注意すること。
■成績評価の方法・基準
【方法】
後期に行われる「大学院生によるコンチェルト」での演奏結果をもとに評価する。
最終的な評価は、平常点を10%、演奏成果を90%として評価する。
【基準】 到達目標を観点として、履修規程に定める「授業科目の成績評価基準」に則り評価する。
■教科書・参考文献(資料)等
教科書
教員の指示による。
テキスト
教員の指示による。
参考文献
授業で取り上げる楽曲のスコアを用意すること。
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